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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第683回

ほぼ日編集部様

1月7日のニュースから

今週から暫くテレビ朝日の夕方のニュース番組の中で
ほんのちょっとコメンテーターを務めることになりました。
これまでの方が健康を害されて復帰までの
ピンチヒッターというわけです。
月曜日は本当は休みなので辛かばい・・・
明日火曜日もげなたい。
まあ、暫くやけんしょんなかかなあ・・・

で、今日のニュースからですけど、
朝刊の段階ではこれというものがない。
やっと見つけたのがこれです。
毎日新聞の2面に
「発信箱」というコラムがあるんですが、
2段組だけど記者の写真入りで割と目立ちます。
今日は瀬川 至朗記者(科学環境部)。
見出しは

「『狂牛病』と肉食生活」

コラムの主旨は狂牛病で牛肉の消費量が落ち込んでいて、
農水省などが消費の回復を訴えているが、
そもそも牛肉の消費回復を目指していいものかどうか、
疑問を投げかけ、見直すチャンスだというところにある。
つまり「健康」をキーワードで考えてみると、
牛肉消費が増えたことが
日本人の肥満を増大させていると指摘している。
コラムの一部を再録すると、
「昨年、厚生労働省が発表した国民栄養調査によると、
日本人の肥満はとどまるところを知らない。
30〜70歳の男性は3割が肥満で、
20年前の2割より大幅に増えた。
子供の肥満も不気味に増加中だ」

確かに日本は豊かになって
肥満の人が増えて来たのはその通りだろうと思う。
私がテヘラン特派員から帰国して
東京の町を歩いて最初に感じたのは
「日本人ってなんて肥満の人が多いんだろう」
ということでした。
戦争中のイランでは肥満体の男性には
めったにお目にかかりませんでした。
例外はいい暮らしをしているらしい聖職者たち、
日本風にいえばお坊さんですが、
彼らの中にはいましたね、肥満人が。
で、帰国して改めて日本人が
いつの間にこんなに肥満人だらけになったんだろうと
考えてしまいました。
結局
「暖衣飽食」
この一語に尽きる訳ですけど、
カロリーの消費量に比べて
栄養のいいものを食べ過ぎているんですね、日本人は。
そういう単純な事実に気がつくのに
そうは時間はかかりませんでした。
一日に必要とされるカロリーを
例えば2400kcalとした場合、
2500たか2600ぐらいならいいんだけど
最近の日本食事情からすると、
3000とか3500ぐらい平気で食べてますよねえ。
これじゃあ肥満になるのもしょうがないわ。
瀬川記者の指摘によれば、
「肥満増加の一因に食生活の欧米化がある。
肉食が普及し、動物性脂肪が多くなった。
コレステロール値を上昇させ、動脈硬化を招きやすい」
ということだそうだが、
肥満を肉食だけのせいにするのはどうかいなあ?
肥満の犯人は肉食ではなく、
質、量共に食べ過ぎにあるんじゃないでしょうかねえ?!
そういう私、この正月、ちょっと食べ過ぎたかなあ?
何もしないでゴロゴロして食べてると
やっぱり太るよなあ。
「暖衣飽食」
今年はこの言葉をキーワードに自らに気をつけていこう。
皆さんはどうかなあ???

また明日・・・・・・

2002-01-08-TUE

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