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第669回
ほぼ日編集部様
12月16日のニュースから
日曜日なので今、
私が気になっていることを記します。
1.有明海のノリ不作問題。
これには諫早湾干拓事業が
絡んでいる可能性が高いこと。
2.熊本の川辺川のダム建設問題。
先日国土交通省が漁業権の収用を決めた。
3.狂牛病の問題が今に至るもすっきりとしないこと。
ヨーロッパで大騒ぎになったのに
なぜ日本では放置されたのかという疑問。
この3つの問題はいずれも国の機関が絡んでいる。
最初の二つは過去の国の政策を引きずりながら
住民の反対を押し切って
公共事業を強引に進めようとするもの。
環境の破壊について極めて鈍感な国の姿勢が
もろに出ている話だ。
3番目の問題はこれは本当にどうしようもないなあ。
最近街の焼き肉屋さんを覗くとどこもがらがら状態。
これ確かめた訳じゃないけど、
狂牛病問題が表面化してから
日本中で900軒ぐらいの焼き肉屋さんが
店を閉めたということを誰かが話していた。
誰かは忘れたので
それほど正確な情報じゃないと思うけど、
まあ、それぐらい潰れる店が出ても仕方がないくらいの
状況だ。
これは農水省がさぼったからだ。
何をさぼったのか?
どうさぼったのか?
英国など欧州ではもうすでに
狂牛病がまん延していた時に
日本の農水省は議論することさえ封じようとした。
この問題では毎日新聞が頑張っている。
12月13日の朝刊では1面トップ記事で
「『日本の対策、逆効果』
狂牛病・EU報告書入手 農水が抗議
6月に作成中止」
ここで毎日が取り上げている報告書というのは98年、
日本側の要請でEUの科学運営委員会の
狂牛病専門家班が調査してまとめたものだ。
ところが、今年6月、
この報告書が厳しいものになると知った農水省が、
記者会見で「評価方法が疑問」と表明し、
さらに日本政府の抗議で報告書の作成そのものが
中止になった。つまり、幻の報告書になった訳だ。
ところが、この報告書はちゃんとあったんですね。
毎日新聞が報告書の英文の草案を入手したそうなんです。
記事によると、表紙には
「コンフィデンシャル(秘)」
と書かれA4判で、12ページだという。
これまで農水省は
「文書化したものはない」と言っていたようだが、
あったわけだ。
記事によれば、報告書は
「日本で取られている対策は
狂牛病の感染をむしろ拡大させる」
と指摘。狂牛病発生の危険性を4ランクのうち
2番目に高い「レベル3」
(確認されていないが可能性は大いにある)
としていたことも分かった。
そして毎日新聞はこう書いている。
「狂牛病発生国からの牛や肉骨粉の輸入について
英から88年に牛18頭。
86年〜90年に英、伊、
デンマークから肉骨粉など計594トンーー
などを指摘。
肉骨粉は狂牛病の感染性をなくす
熱処理をした証明がなく、
病原体を日本にもたらした危険性が高いとしている。
さらに、もし日本で狂牛病感染があった場合、
90年代初頭に狂牛病が入り込み始めたと
結論づけている」
今になってみるとこの報告書の通りになっている。
報告書が恐れていたことが現実化している。
この報告書の詳細は二面に出ている。
これを読むと日本の役所が真実を
とことん追究しようというより、
それが公開されることで社会不安になることを
恐れていることが分る。
日本の役所の永遠に変わらぬ病気だ。
エイズの時もそうだったし、
金融機関の不良債権処理問題でもそうだ。
結局は問題はもっと深刻化するのに
目の前さえなんとかしのげればいいという態度なんだね。
朝日新聞は毎日新聞に遅れること3日。
16日の朝刊でこの報告書を入手した旨
1面4段で報じている。
内容は基本的には同じだ。
農水省は今後どう責任を取るんだろうか。
責任は重いよ!
今日はここまで
また明日・・・・
ようやく番組の動画配信を
受信することができました!!!
どうやら送り手側がMacのことを
ちゃんと考えていなかったせいらしい。
でも調整してくれた結果、見られた!!
感動!ADSLの威力!
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