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第657回
ほぼ日編集部様
12月4日のニュースから
やっぱりそうだったのか、ということです。
ご出産特番が軒並みひと桁の視聴率で、
ひとりテレ東の鍋特番が17.5%。
他局を全部足せば20%は超えるんでしょうから、
視聴者全体からすると、
ご出産特番を見た人の方が多いのかも知れませんが、
テレ東のわが道を行くというのが光りますたいね。
やりすぎなんですよ、うんざりなんですよ。
そりゃあ、めでたいのはめでたいんだけど、
そこまで言わんでも、ってあるでしょう。
それ以上言うと嫌みとか、偽善とかに聞こえてしまう。
そんな感じでしたよ。
土曜日の夜、私も見ませんでしたもんね。
皇室といえど「出産」は極めてプライベートなこと。
これ以上でもこれ以下でもないということでしょう。
さて、朝日新聞の社会面にベタ記事でこんなニュースが。
「炭疽菌事件の菌 米軍製造と酷似
NYタイムズ報道」
3日付けの米紙ニューヨーク・タイムズは、
関係者の話として
「一連の炭疽菌事件に使われた菌の粉末が、
米軍が生物兵器計画を進めていたころに
製造されたものと酷似している」
と報じたそうだ。
さらに朝日の記事によれば、
「同紙は、このことが、
生物兵器の開発にかかわりがあった人物が
事件の背後にいる可能性を示唆するとしている」
という。
この記事が本当なら炭疽菌事件は、
あのビンラディンのテロ事件とは
関係ないことが明らかになったことを示している。
それはそれでほっとする話かもしれないが、
しかし同時に新たな恐怖の種かも知れない。
今回の炭疽菌事件は
アメリカ中を恐怖のどん底に陥れたけれど、
その犯人がアメリカの内部、
それもアメリカ軍関係者と
なんらかの関わりあるとなれば、
アフガニスタンでいくらタリバンをこてんぱんに
やっつけようと全く関係ないことで、
これからもまだまだこの種の犯罪が続くことを
意味している。
もっとも、NYタイムズの報じ方が
犯人に近付いているようにもとれるので、
もしそうだとすれば
近々犯人逮捕のニュースが流れるかもしれない。
ただこのニュースで恐ろしいのは
アメリカ軍がかつて生物兵器の一つで
「炭疽菌」を所有していることです。
アメリカ軍は「サリン」弾だって持っていますから、
「炭疽菌爆弾」を持っていても
不思議ではないでしょうが。
アメリカ軍が持っているのは良くて、
他の国が持つのは良くない。
これが今の世界のルールです。
シェリフは拳銃を持ってもいいが、
町の住民は持っちゃいかんというわけですばい。
ところで、3日のこの欄で紹介した
電通の上場に関するとんでもない単純ミスの話。
今日の毎日新聞に続報が出ているけど、
えらいことになってるんですね。
朝刊の8面、
経済面に4段見出しでこんな記事が出ている。
「UBS証券 損失100億円以上か
電通株注文ミス 警告画面も見落とす」
記事によれば、UBSウオ−バ−グ証券の担当者が
パソコン上で電通株の売りの注文を誤って入力ミスして、
さらに注文の再確認を求める警告画面も
見落としていたらしい。
一昨日書いたようにミスは、
注文用のコンピューター端末で
「61万円で16株売り」
と入力すべきところを
「16円で61万株売り」
と入力してしまったことから始まった。
システム上は一定以上の注文には
「実行していいですか?」
という警告画面が出るように設定してあるんだそうだが、
うーん、哀れ担当者は見落としてしまったらしい。
なんで哀れと言うかと、
UBS証券はこのため5日の決済日に
6万5579株を買い手に引き渡さなければならない。
それも「16円」でだ。
誤りと分って同証券では必死で電通株の取り引きを行い、
結果的には40万5000円〜42万円で
6万5579株を売る取り引きを成立させた。
その代金270億円を得ることはできるが、
「16円」で引き渡す株券は実際には手許にはない。
これから買って行くしかないが、
最終的には100億円ぐらいの損になるだろうという。
担当者は誰じゃろうかねえ?
辛いじゃろうね。
記事中にこんなコメントが出てるけど
何の慰めにもならんでしょう。
「市場では1分1秒が争われ、
同様のミスは誰でも生涯に一回は経験し得る」
(大手証券)
勘違いのミスで100億円か・・・・・
担当者の気持ちを考えるとねえ・・・・・
なんと言っていいものやら・・・
さあこれから外出。
帰宅して書く元気はないだろうから
一応ここで閉めます。
また明日・・・・・・
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