TORIGOE
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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第622回

ほぼ日編集部様

10月27日のニュースから
 
日付を打ち込みながら、
あ、やがて11月か、早いもんだなあ・・・・
もう正月だよ、と驚いています。
12月がくると、
ほぼ日連載開始2周年か・・・感慨無量。
よく続いたなあ。今では私の生活の一部なんですね。
糸井さん、木村君初め
編集部の皆さんの励ましと
読者の皆さんからのメールに鼓舞されて
ここまで来ましたばい。
これから上尾市の猪野詩織さんのお宅へ行ってきます。
2年前の10月26日にあの事件は起きました。
この金曜日が3回忌でしたが、その日仕事で行けず、
今日になりました。
こちらも早いもんだなあと思わざるを得ません。
ついこの間のように思えるんですが。
その後いろんなことがいっぱいあって
忘れてしまいそうになるんですが・・・・
あの事件は風化させないようにしたいと思っています。

ここで外出・・・保存

帰宅。
猪野家には親戚のかたがたも集まっておられました。
今日が3回忌の法要だったそうです。
この2年間のことを語り合ううちに
親戚の人たちから事件のあった日の
マスコミの取材のひどさが
具体的に改めて話されたんですが、
その一言一言が胸にぐさりぐさりと刺さって、
私は何も言えず黙っているだけでした。
2年後の今でも大事な家族の一員を
無理やり奪われた怒りと悲しみは
消え去ることがないのですね。
そして被害者の家族が埼玉県警を訴えた国家賠償の裁判では
埼玉県が、警察の責任逃れのために、
娘をストーカーに殺された両親に責任があるような論理を
展開しているそうです。
役所の論理といえばそれまでですが、
ひどいじゃないですか。
本人も両親も必死になって
警察に捜査を頼みに行ったのを
知らん顔してほっていたのは誰ですか。
やるべきことをやらなかったから市民に損害が発生した。
これは立派な不作為の責任ですばい。

今日は日曜日なのでこの辺で
お休みなさいということに・・
また明日・・・・・

2001-10-29-MON

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