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第595回
ほぼ日編集部樣
10月1日のニュースから
久しぶりにフリーズが発生、
折角書いた原稿が全部消えてしまった。
ちょっと油断してましたねえ。
風邪引いていて
具合が悪い中で書き終わろうとした途端の
出来事でまた熱が上がってしまいました。
昨日30日、
福岡ドームで起きたことを書きたかったんです。
近鉄のローズ選手が
55本のホームランを打っていることは
ご存知だと思いますが、
あと1本打つと王貞治・ダイエー監督の記録
55本を抜いてしまうことになります。
ところが、昨日の試合ではダイエー投手は
ローズ選手にボール球を投げ続け
ホームランの機会を奪い去った。
アメリカではもう70本の記録が出ている時代に
55本を抜くかどうかというレベルじゃないと
思うんですけど、
日本人のメンタリティーでは、
なんとしてもアメリカ人には王さんの記録を
抜かせたくないということらしい。
なんと愚かな、姑息な考え方なんでしょうね。
アメリカでイチローが
ジョー・ジャクソンの記録を抜いたとき、
または抜こうとしているときア
メリカの投手はそんなことはしませんでした。
アメリカは色んな国から集まっているから
今さら日本人とかなんとか人とかいうことは
問題にもならないんでしょう。
それもスポニチによれば、
試合前のミーティングで若菜バッテリーコーチが
田之上投手と城島捕手に
ローズには絶対ホームランを打たせないという
確認をしたというのだ。
で、若菜コーチが言うことには
「監督は決定には関係ない。
優勝されるは記録も抜かれるはでは申し訳ない。
監督に対する我々の配慮です」
これが本当に配慮になるだろうか。
こんなアンフェアーなことをして王監督が喜ぶのか。
もしこういう姑息なことを
王さんが口で言わないでも
以心伝心で望んでいたんだとするなら、
私しゃ、もう王さんはスポーツマンとしては
認めたくないですね。
若菜コーチはこうも言った。
「外国人に抜かれるのは嫌だった。
ON でも長嶋さんは記憶の人、
うちの監督は記録に残る人だから」
ばってん、王さん自身が早稲田実業時代、
甲子園には出場できたが、
国体には「日本国籍ではない」という理由で
出場出来なかったじゃないですか。
もちろん王さんが中國籍だったことを
問題にしているわけじゃないことは分かるでしょう。
何人などということを言う時代じゃないんです。
スポーツの世界には
ただ懸命にゲームに力を尽くす選手がいるだけです。
国籍などは関係ない、それが21世紀の現実です。
昨日のダイエーの試合ぶりは昔、といっても1985年、
バース選手の54本で巨人が徹底的に
バースを敬遠した事件と並んで、
日本のプロ野球史上に
大いなる汚点を残したことになるでしょう。
ああ、気分が悪いなあ・・・
ではお休みなさい
また明日・・・・
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