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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第592回

ほぼ日編集部樣

9月28日のニュースから

昨晩は原因不明の左手首が痛んでキーボードが打てず、
断念した。
今日は多少よくなっているようで打ち始めた。
でもいまだ左手の掌の右側半分から手首にかけて痛い。
だから左手をデスクなどについて
ヨイショと立ち上がろうとすると痛みが走る。
何だろう?
分からん。
とりあえず左手にはめていた腕時計を右手にはめてみた。

さて、今日のテーマは毎日新聞の1面下のコラム
『余録』が書いている小泉首相のスピーチについて。
『余録』が指摘するように
小泉さんは米国で記者団を前にこう言った。
「ハート・ツー・ハートというのかな、
 じかに考えを伝えるのはいいことだ」
こう言う小泉さんのことだから「余録」氏は期待した。

「帰国後すぐ行われる所信表明演説は
 さぞ心から心への、情感あふれる名演説になるだろうと
 期待したが、残念ながらそうはならなかった。
 フェース・ツー・フェースではなく、
 フェース・ツー・ペーパーというか、
 一節ごとに原稿を読んでは顔を上げる
 旧態依然とした朗読方式。
 ブッシュ大統領は先週、連邦議会で
 上下両院議員を前に演説した。
 たぶんテレプロンプターを使ったんだろうが、
 用意した原稿には目もくれず、
 それこそフェース・ツー・フェースで
 議員に(つまりテレビを通じて国民に)直接語りかけた。
 じかに考えを伝えるのだから迫力がある」

これは実は私も同じことを感じていました。
所信表明演説で小泉さんはどれだけ自分の言葉で語るのか、
そこを見たいと思った。
ところがこの『余録』氏の言う通り原稿にしがみつきの、
これまでの政治家とほとんど同じ所信表明だった。
所信表明と言うからには
本当にちゃんと所信を表明してくれるよね・・・と
私は呟きながら
テレビの画面に映る小泉さんの姿を見ていた。
国会の党首討論のときには
ノーペーパーで自分の言葉で反論していた。
それが小泉さんだったはずだ。
それがまた普通の政治家に戻ってしまってはダメですばい。
米国の大統領はプロンプターを使うか、
今回のブッシュさんのようにかなり暗記して演説に臨むか、
いずれにしてもスピーチの大事さがよく分かっている。
ま、確かに文化が違うので同一には論じられないが、
スピーチが下手な人は政治家にはなれないぐらいの厳しさは
日本の政治家も見習った方がいいんではないだろうか。
小泉さんにはこれまでの政治家とは違うはずだ、という
期待が大きい分今度は失望も大きくなるんでしょうね。
ちょっとマイナス。
次は改革本番・・・・
特殊法人改革でどういう結論を出すかです。
小泉さんが本物かどうか・・・
いよいよその日が近づいてくる・・・・

今日はここまで
また明日・・・

それにしても長嶋監督は
うまくみんなを出し抜きましたねえ。最後はえらい!
スポーツ紙は今朝(28日)どこも
「長嶋監督続投」の記事を書いてましたからね。
大誤報ですばい・・・・・
長嶋さん、気持ち良かったでしょうね。
長嶋さんはどこまでも長嶋さんだ・・・・
これが今日のテレビで見た記者会見の感想。

2001-09-29-SAT

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