TORIGOE
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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第588回

ほぼ日編集部樣

9月24日のニュースから

昨晩は(23日ですけど・・)
東京ドーム行ってきました。
3時間半、休憩なしのぶっ続け、
連続ハイテンションの大盛り上がりの公演。
先ずはやはりあの音にしびれるなあ。
悪い右耳はそんなモン通り越して
何でももういらっしゃい状態でしたし、
強烈な低音のリズムが胸底をぶるぶる、
ずんずんと揺すっていた。
いつもは5人のところ4人で中居君が大変そうだった。
最後のステージでは4人が
吾郎君の顔を大きくプリントした
T シャーツを着ていて、
あ、彼をこういう形で参加させるのが
今日のところでは精いっぱいだったのかなあ、と思ったり。
ステージ上を4人が動き回りながら歌うところでは
良く観察していると、
中居君は上着の前をできるだけはだけ、
吾郎君の顔がファンに見えるように
気配りを何度もしていた。
さらにTシャーツの写真ー吾郎君の口のあたりにに
マイクを何度もつけて
「皆さん、今日は吾郎はこういう形でしか
 参加できないんですが、見て下さい」
と言わんばかりだった。
態度でそのあたりの気持ちは良く見えた。
他の3人は写真を上着の間から見せてはいたが、
そこまでの気遣いはしていなかったから、
そこらあたりが中居君がリーダーと
言われる所以なんでしょうね。
あの最後のシーンで私は改めて中居君とは
普通の人間のもつ感情を共有できるんだなあ、
と感動しながら見ていました。
それと驚いたのは中居君て以外に歌うまいじゃない!
ということ。
これまであんなにフルコーラスをうたったの、
聞いたことないもんねえ。
なにしろ東京ドーム満杯の5万人だもんね。
9割は女性。
すごいよ。

さて、22日のニュースからで書いた
「クライスター爆弾」の話しの続き。
私が
「それって『クラスター爆弾』じゃないの?」
と恐る恐るクレームを付けた記事。
やっぱり正しくは「クラスター爆弾」でした。
スポニチに載っていたんですが、
元はコメントを寄せた軍事ジャーナリストの
間違いだったらしい。
専門家でも何度も言っているうちに
似たような言葉を言い間違えてしまうんですね。
この人の場合、テレビにも専門家として
これから戦争が始まれば出演する機会が
増えるんでしょうから、
このくらいで訂正されてよかったんじゃないかしら。
感謝されてもいいくらい・・・・・

でも検索で調べてみると
「triangle 小説 RーTYPEー」
の第三章「フォース」に

「.. クライスター爆弾を対空砲火用に作り直したような
 SAMは空中で 弾けとぶと、小型の鉄球を撒き散らした。.
 その鉄球はR−9に幾つ も命中し、
 致命的なダメージこそ無いが確実にR−9を痛めつけた。.」 ...
と言う描写が出て来る。
この小説の作家はやたら兵器や武器のことに詳しいんだが、
つまり、オタクッポイ作家なんですけど、
私のような元外信部記者でも知ってるような
基礎的な爆弾名を全く間違えて書いているなんて、
全くお笑いの世界ですばい。
検索で探したその小説の作者と思われる人の一人は
元記者で結構ちゃんと取材される
高名な方なんですがねえ。
米軍がアフガンで使いそうな武器として
軍事ジャーナリストが上げてた
「クラスター爆弾」とは何か?
ここで、『現代用語の基礎知識」』から
簡単に引用しておこう。
「クラスター(cluster) 
 クラスター爆弾は親爆弾が空中で破裂して
 こぶし大の子爆弾約200個が地上にばらまかれ、
 リボンを引いたり、留め金をはずすと爆発する」

この爆弾は戦闘員以外の市民にも
大きな被害を出す残酷な武器だとして
地雷とともに使用を禁止しようという動きも
あるぐらいだ。
米軍が最初にこれを空中からばらまけば
確かに効果はあるでしょうが、
兵隊も一般市民も巻き込んで被害が出るでしょうね。
ま、これはアメリカはヴェトナムで
経験済みではありますけど。
なにしろブッシュさんの
自分の人気回復はこれしかないと言わんばかりの
力の入れようを見ていると心配ですね。

少しいい話しも・・・・・
毎日新聞の社会面にこんな記事が
「ジュリア・ロバーツさん、
 2億3000万円を寄付」

最近では「エリン・ブロコヴィッチ」で、
アカデミー主演女優賞に輝いた
ジュリア・ロバーツさんが
今回のアメリカ同時多発テロの犠牲者らの遺族を
支援するために米赤十字社など
2つの団体に計200万ドルを寄付したという。
彼女は
「ニューヨークに在住しており、
 今回のテロに衝撃を受け、
 被害者・犠牲者らに深い同情を寄せている」
と毎日の記事は書いている。
いいことです。
でも日本ではあまりこういうことは
聞いたことはありません。
それはひとえに日本の税制がおかしいからです。
日本では基本的には寄付行為にも税金をかけられます。
こういう善意の寄付行為については
全額税金は免除だということにすれば、
社会のためにじゃあ私も、
と考える人はもっと出て来るはずです。
税制というのは社会の仕組みを変えていくためにも
時代の変化とともに考え直していくべきなんですが、
なんせ役人は前例主義で頭が硬いからねえ・・・・
どうしようもねえなあ・・・

今日はここで
また明日・・・・・・

2001-09-25-TUE

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