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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第556回

ほぼ日編集部樣

8月17日のニュースから

昨日、外務省の新しい事務次官にインタビューしてきた。   
すました感じの外務官僚という雰囲気はなく、
ざっくばらんな体育会系のヒゲオヤジだった。
東京・日比谷高校でラグビーをやっていて、
ポジションはフッカー、
花園の全国大会では準決勝まで進んだんだ、
と誇らしげだった。
で、今は、外務省ではやはりフロントローですかね?
という私の問い掛けには
「いやあ、フルバックでしょう」
という答えでした。
フルバックというのは15人の選手の中では
一番後ろに守っている選手ですね。
なにやかんやと難しい外務省の事務方のトップは
最後はオレが守るという心境なんでしょうかね。
   
今週私たちの「スクープ21」は大胆にも  
「2転3転 真紀子外相 これだけの『ウソ』」
というテーマで田中真紀子外相の
就任以来の言動をキッチリ検証するつもりです。
民主主義のルールのもとでは政治家は
ウソをついたら終りだというのが
アメリカのニクソン大統領の例を持ち出すまでもなく、
常識だと思うのですが、
この国ではこれだけ見え透いたウソを連発しても
マスコミもあまり問題にしないのが不思議ですね。
結局最初、真紀子さんに批判的なことを言うと
抗議が殺到したことで
みんなが少し腰が引けたんでしょうか。
彼女が外務省を改革しようとしたその心意気は買いますが、
これまでのところ
ただ官僚とのトラブルだけが目立つだけで
これという実績はありません。
で、今日のスポニチ社会面にこんな記事が出ていました。

「『真紀子大臣はお仕事・・・』
 実は夏休みで会えません」
「小中学生対象外務省ツアー募集で」


このツアーは文部科学省が実施している
「子供と話そう全国キャンペーン」
の一環として各省庁が実施する「子供霞が関見学デー」
の関連行事。
で、外務省は今月22日に「チャレンジ!外務省ツアー」
を行なうんだそうだが、
16日発表の募集案内では
「田中真紀子外務大臣は、22日は別の仕事で
 とても忙しいためみなさんにはどうしても会えません。
 ごめんなさい」
とお仕事を強調している。
仕事で忙しいからあなた達には会えないのよ、
というわけだ。
子供たちも、そうか、仕事なら仕方ないよなあ、
という気持ちになるとでしょうや。
ばってん、ばってん、これが仕事どころか、
実は「夏休み」ですげな。
まあ、外務大臣にとっては夏休みも
お仕事なのかもしれませんが、
子供がその事実を知ったらどう思いますかね?
やっぱり「あ、外務大臣がウソついてら!」
てなことにはなりませんかね。
この募集案内は
真紀子さんが書いたわけではないんだと思いますが、
きっとどこかの部がよかれと思って書いたんでしょうが、
これもやはり「真紀子大臣ウソ」
の一つにカウントされてしまうでしょう。
彼女の周りにはあまりにもこうした
すぐバレルウソが充ち満ちている。
これは彼女が改革派の旗手として
小泉内閣を支えていくのならば、
この辺はちゃんと直してもらわねば、
足をすくわれることになりかねないと私は思うのですばい。
どう思いますかね、全国の真紀子ファンのみなさんは?
まあ、しかしこの放送やったら、
私などは抗議のメールや電話、手紙殺到で大変でしょうね。
でもやります!

ここで保存・・・また千葉県野田市に取材・・・
暑そう!!!

2001-08-18-SAT

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