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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第534回

ほぼ日編集部樣

7月26日のニュースから

一週間たまった新聞を見る暇も無く
今日の新聞から見ていきます。
この一週間ではアメリカでも
かなり大きく取り上げていた明石の事故がありましたね。
アメリカのテレビだけで見ていると、
日本て本当にこんなことで多くの人間が死んでしまうのか、
という、何かとっても後進国的な印象が
テレビからは漂ってくる。
何ででしょうか?

それにしてもこの事故はこういう混雑が予想される場合、
警察がそれなりにちゃんと警備の計画を立てるんだけど、
今回は民間に任せ、
それもいざ混雑が始まり
陸橋の上で行く人と帰る人との押し合いへし合いが始まり、
これを見て民間警備の会社が流入の制限をしようと
警察に判断を仰いだら
「しなくていい」ということだったようだ。
兵庫県警は捜査を始めるというが、
先ず自らの警備計画の不手際を
きちんと見極めてからやらないと
犠牲者の家族は納得しないんではないでしょうか。

小泉首相の靖国神社参拝問題が
これから大きくなってきそうだ。
中国と韓国は教科書問題と合わせ
小泉内閣の歴史認識に
大きな疑問を持っていることは事実だろう。
教科書問題は問題になっている箇所を
きちんと自分なりに検証してみないと何とも言えないし、
逆にじゃあ中国や韓国の歴史教科書が他国について
本当に史実に基づいて書かれているのか、
その辺もチェックしなければ一方的になってしまう。
そこへ行くと靖国神社参拝問題は極めてはっきりした話で、
これは中国や韓国から言われる前に
日本人の問題なんだと思う。

私は個人的に首相に8月15日、
靖国神社には行ってほしくないと思う。
なぜなら、ここには明らかに
日本人を戦争に引きずり込んだ
A級戦犯の遺骨も合祀されているからだ。
ある人たちはA級戦犯とはいえ、
あれは東京裁判で勝者が敗者を一方的に裁いたもので、
そのために彼らはA級戦犯となったんだという。
もちろんそういう考え方があってもいいだろうと思う。
ばってん、多少日本の近代史をかじったものからすれば、
日本がやはり一部の軍部とその軍部が権威として使った
天皇制という力で
日本国民を戦争の熱狂に駆り立てていった、
その責任は絶対に免れないはずだ。
他の誰がどう思おうと、私はそう思っている。
その私からすれば、やはり結果的に日本人に多大の、
決して拭い去ることができない程の犠牲を強いた・・・・
例えば広島、長崎の原爆、
東京の大空襲を一瞬でも考えてみよう・・・・
この一部のリーダー達の責任は
絶対に忘れることは出来ないんですね。
死んだからみんな仏さんで
一緒だなどという子供だましのようなことを小泉さんは
言ってるが、そんなもんではないはずだ。
やはり私はそういう人たちと、
国の命令で応召され死んでいった人とを
一緒にはしてほしくはなかとです。
だからA級戦犯合祀の問題がかたずかないかぎり
首相の靖国神社参拝には絶対反対したかですばい。

毎日新聞の社会面にこんな記事があった。3段見出しだ。

「地下室水没、女性重体 八王子・床下浸水」

26日東京や神奈川を襲った集中豪雨で
かなりの被害が出たようだが、
地下室で溺れ死にそうになった人がいたというのが
ひっかかる。
と、いうのは最近都市での水害が
思うわぬ形で出ているからだ。
数年前は福岡市の博多駅近くのビルで
女性が地下室で水死、
やはり同じ年に新宿でも地下室での水死というのがあった。
昔では考えられないことだが、
現在は都市では完全舗装が進み、大雨が降ると、
その大量の水のはけ口がなく、
結果的には都市には多く存在している地下街や
ビルの地下に大量の水がドッと流れ込むことになるようだ。
でも人間の方はまだそんな事態に慣れていないので、
ウッカリ地下にいて大量に流入してきた濁流に
あっという間にのまれてしまうようだ。
これは今後要注意だ。
大都市水害というのは今後のテーマですばい。

ではこの辺で今日は久しぶりに病院へ耳の検査です。
まだ右耳の難聴・耳鳴りが治りませんので・・・・・・・

またあす・・・・・

2001-07-27-FRI

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