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第508回
ほぼ日編集部樣
6月22日のニュースから
毎日新聞の2面に横組みで、しかも小さいので目立たないが、
こんな記事はちゃんと抑えておくべきだと思う。
「外相の会談記録 外務省が不開示 本社の請求に」
今年4月から「情報公開法」が施行されて、
官庁の情報を請求できることになったんだが、
まだそれ程利用されていないし、
役所側も積極的に応えていこうという姿勢にはないようだ。
それがこの記事によく表れている。
田中真紀子外相がイタリア、ドイツ、オーストラリアの
各外相と会談中に述べたことが、
外務省官僚または政治家から所謂「リーク」という形で
メディアに流れ、問題になったが、
本人がそんなことは言っていないと否定。
本当のところは何なのかが分らないままになっている。
メディアはこういう問題には「事実は何なのか」という
粘り強い姿勢で真相を明らかにする義務を負っているんですばい。
そこで、毎日は情報公開法にのっとって
情報開示の請求をしたらしい。
ところが外務省の答えは「ノー」、
つまり「不開示」だったという。
こんなことも不開示にしてしまう外務省、
以前と何も変わっちゃおらんですばい。
ここで出掛ける時間となってしまった・・・・・
保存・・・・(午後3時15分)
帰宅してPC の前に座ったのが11時15分。
さて何かないかな、と新聞をめくっていたら
こういう記事のある部分にぶつかりました。
これは面白いぞ、と注目。
恐らく普通の読者は見落とす可能性が高い、
だから余計私には面白いんですばい。
朝日新聞の11面、経済面です。
4段見出しでこういう記事が載っています。
「国土交通省の公共事業改革案 族議員ら抵抗 骨抜き」
「道路必要、財源調達方法だけ見直し」
経済面のなにやら地味そうな記事。
誰もが素通りしてしまいそうな記事ですばい。
が、・・・・・・・・
記事はこういう書き出しで始まっている。
「公共投資の予算削減が盛り込まれた経済財政諮問会議の
基本方針が決まった21日、その機先を制するように
扇千景国土交通相は独自の公共事業改革案を発表した」
小泉内閣は新年度予算編成に当たって「公共事業の縮減」
という大方針を打ちだしている。
つまり、公共事業は来年から減らすちゅうこつですたいね。
これまでのように公共事業ばガンガンやるだけのカネが
日本にはもうなかちゅうこつです。
これは今の小泉内閣登場以来常識になっちょる訳ばってん、
公共事業を縮減すると一番影響を受ける国土交通省が
どう出るのか、またその後ろに控える自民党の道路族、
建設族といった所謂「族議員」がどげんするじゃろうか、
これは注目の的だったわけですたいね。
いくら恥ば知らんお方ばかりちゅうても
なかもんはなかですたい。
もうこれ以上不必要な公共工事やら、
せんでもよかろうち(と)なるやろうと踏んでいたんです。
ところが、どうですかねえ・・・これ・・・。
朝日の記事によると、焦点の道路特定財源は
「(必要性は)省内で一致した」
として、一般財源化には触れず、「道路は必要」
という従来の立場を堅持したそうだ。
結論はこのように従来の自民党と官僚の発想を超えるものでは
なかったようだが、ここへ来るまではかなり色々あったようだ。
それも、なんとか改革色を盛り込みたい扇国土交通相と
他の副大臣との間で激しいバトルが繰り広げられたようなのだ。
「改革案」なるものが出来上がるまでの最後の場面が
朝日新聞にはこう書いてある。
「省内も1枚岩ではない。『(大臣、副大臣、政務官と)
6人も政治家がいるとまとまらないよ』と、
ある同省幹部は嘆く。20日夜に招集された幹部会議では、
ある程度改革色を盛り込みたい扇国土交通相と、
道路の必要性を主張する副大臣が最後まで対立。
『怒鳴り合い』の末、言葉の言い回しまで細かく注文がつき、
『一晩かけて言い回しを調整する』(同省幹部)
というバタバタの改革案となった」
「怒鳴り合い」というのがいいじゃない。
扇さんが誰か分らないが、自民党の族議員らしい副大臣と
怒鳴り合いまでしながら筋を通そうとしたらしい。
扇千景さんはさすが今の日本の状況と国民の雰囲気が
分るだけにこれまでとは違うものを提示しようとしたんだろうが、
やはりそこは族議員だ。「族議員」は別名「賊議員」
国民の税金をかっぱらっていく賊なんだなあ。
総理大臣の方針に反対しても賊の理を通したいんだなあ。
こんなことじゃあ、「聖域なき構造改革」なんて言っても
結局はなんら変りませんたいね。
さあ、もう寝ますよ。
また明日・・・・・
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