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第495回
ほぼ日編集部樣
6月9日のニュースから
大阪の事件についてはいろんな人が色々と発言している。
いろんな角度から言うことができるので、
これが正解ということはないんだと思います。
被害者の事を考えれば容疑者はとんでもないことだし、
精神病歴は今回の凶行の原因として、
野放しはいかんという極論もすでに出ています。
また、しかし、こういう精神に障害を持つ
本人や家族からすれば、この事件で障害者への
ヒステリックな声が大きくなりそうで怖いでしょう。
私達マスコミの人間も被害があまりにも大きくて悲惨なため、
精神障害者の立場を表現することが憚られるような
状態にあるのも事実です。
これまで精神障害者の事件は最初から
「これは事件にはならない」
として匿名で、しかも事件の内容にも触れないように
してきた、つまり「くさいものにはフタ」
状態を続けてきた日本の司法やマスコミのツケが
ここで一気に表面化したんだろうと思いますね。
今度はチャンと裁判をして今回の凶行の本当の原因や
背景は何なのかきちんと検証すべきだと思います。
そういうことをチャンとやることが再発を防ぐ
道なんでしょう。
言い方を換えると、この37歳の男性も
幼い子ども8人を殺した罪で裁かれる権利を持っている。
裁判の場で何が彼をそういう行為に走らせたのか
明らかにすべきでしょう。
これまでのように精神に障害を持っているからといって
事実を闇から闇に葬るようなことはしないほうが
いいんだと思います。
ここで大事なのは最近多発している事件は
明らかな精神障害者のケースではないということです。
重度の精神障害者はそれなりに治療を受けているんだと
思います。ばってん、日常生活は出来るぐらいの障害、
周囲の人から見るとちょっと変ってるなあ
ぐらいにしか見えない。
所謂ボーダーラインにいる人たちは医療と司法の間で
放置されているんじゃないでしょうか。
この辺の話は大変難しいものだと思います。
私などは素人考えで言ってますから、
大変な認識の間違いを犯しているかもしれないと
おそれています。
でも、この問題は全国に多くの精神に障害を持つ人たちがいて、
そしてそのまわりにも多くの家族達がいる事も考えながら、
今回の様な悲惨な
事件にならないようにするにはどうすればいいのか、
そのことを考えていきたいと思います。
これで今日はやめておきます。
明日は(今日は)「スクープ21」の放送日。
特集は2本。
1.田中真紀子外相と外務省官僚の戦いの「これが」真実。
2.小学生8人惨殺犯人の「病理」に正面から向き合う。
また明日・・・・・・・
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