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第492回
ほぼ日編集部樣
6月6日のニュースから
遅ればせながら「ほぼ日刊イトイ新聞」発行3周年、
おめでとうございます。
糸井さん、スタッフの皆さん、
1年365日として、
3年ですからざっと1000日は
超えちょるわけですたいね、
1000日の営為に心からの敬意ば表します。
出きるこっちゃないですばい、なかなか。
うん、ほんなこつ。
その半分近くの間、皆さんの輪に加われて、
こりゃあ私も、幸せですたい。
今後ともこつこつやるつもりですけん、
よろしゅうお願いします。
さて、今日の朝刊、
大ニュースは意識的に避けて、と、・・・・・・
そうはなかなか
うまか具合にいいニュースはなかですたいねえ。
で、ようやっと探し当てたのがこれ。
朝日新聞の第二社会面のベタ記事。
「核兵器を断罪へ
05年に市民法廷 日本被団協」
ふーん、「被団協」という文字が
一発で変換されたのには驚いたばい。
そうか、「被団協」という文字は
こういう辞書にも出るようになっているのか、驚きと感心。
日本ならではじゃろうね。
知ってる人は知っている、ばってん知らん人は知らん、
ま、そういう文字がこれですたいね。
「被団協」の正式名称は
「日本原水爆被害者団体協議会」
という。
つまり、広島・長崎に対するアメリカの
原爆投下によって被害を受けた
市民で構成されている団体ですね。
この日本被団協が5日に定期総会を開き、2005年に、
「核兵器の犯罪を裁く国際市民法廷」
を開催することを決めたという。
記事によれば、この法廷では
広島・長崎への原爆投下とともに
現在も進んでいる核兵器の製造・開発の犯罪性の
実態を示し、国際的な法律家を
裁判官役にして判断を求めるんだという。
開催場所は東京、ニューヨークのいずれかの予定。
今後市民団体に呼びかけて準備委員会をつくるという。
私はもう相当以前から
「広島・長崎への原爆投下は戦争犯罪である」
と主張しています。
テレビの中でもそう言ったこともあります。
非戦闘員、つまり一般国民ですたいね。
武器を持って戦場で戦争している戦闘員と違う立場の人間に
対するここまで過酷な攻撃は
過去にあっただろうか。
人類は多くのおろかな闘いと殺し合いをやって来たのは
確かですばい。
ばってん、これだけの集団殺戮は例を見ない。
もちろん、近代戦争では戦闘員と
非戦闘員との区別がつきにくくなっているという
理屈はありますね。
日本軍の中国大陸での行為、
アメリカ軍のドイツに対する無差別爆撃など
近代史には戦場の後方にある国
そのものを叩くという軍事行為は
枚挙にいとまがないほどでしょう。
でも、しかし、何も知らない、
何もそに時点では戦闘行為はしていない老人、
女性、子ども、普通の市民が暮らす
町の中心目がけて原子爆弾を投下するというほど
野蛮な行為は他にあるでしょうかね。
これはどう理屈をつけようと、
真珠湾(パールハーバー)ととても
同列には論じられないものなのです。
因に真珠湾で日本軍が攻撃して、
その結果亡くなったのはアメリカの軍人が大半でした。
確かに奇襲という「卑怯」か「卑怯じゃないか」を言えば
そりゃあ、卑怯でしょうたい。
卑怯の罪と非戦闘員を何十万人をも一発で殺す行為を
どだい一緒に論じる方が無理というもんですばい。
これを「戦争犯罪」と言わずして
何と言えばいいんでしょうか。
原爆投下から60年を経てようやくこの犯罪を問う
市民法廷が開かれるんです。
60年の歳月が必要だったんでしょうか。
被爆者団体や原爆反対の団体は政治的な党派性で
いくつかに分裂しましたが、冷戦が終った今、
もう一度原点に戻ってこの原爆の犯罪性を
根底から問い直す試みを成功させたらどうでしょうか。
きょうはここまで・・・
ジャイアンツが7連敗。
信じられんばい。
タイガースもひどかばってんね。
また明日・・・・・・・
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