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第490回
ほぼ日編集部樣
6月4日のニュースから
めっけた、という感じかなあ。
今日の朝刊であることに関して三紙三樣なんですよ。
あることってのは、
今の小泉内閣では特殊法人や
公益法人などの改革をしようとしてるんですが、
行革担当大臣の私的諮問機関の名称なんです。
月曜日の朝、普段よりぼーっとして
新聞に目を通していた私ですが、
いつも通りスポニチを読み、
毎日、朝日と進んで行くわけですね。
さて、最初のスポニチで
こんなベタ記事の見出しに眼が行きました。
「石原行革相選考
"新設機関員"に 猪瀬直樹氏ら」
ほうほう、猪瀬氏をメンバーに選んだのか、
彼は湾岸横断道路の問題などをテレビで詳しく指摘したり、
公共事業の無駄使いの実態なんかにも
通じているしいいよなあ、それにしてもこの政府、
やっぱり変ったよなあ・・・などと思いながら、
それにしても「新設機関員」とは、なんじゃろうか?
「機関員」というとなんかスパイのようじゃない?
などと勝手に想像しながら読んでみた。
記事によれば、こういうことだ。
行革担当大臣の石原伸晃さんが、
特殊法人や公益法人の改革を進めるうえで
自分に私的に助言してくれる機関を
創りたいと思ったんだそうだ。
確かにこの行革はこれまでの
ツケが溜まりにたまってきたものだけに
改革するにしても力業を必要とするものだ。
それには大臣や役人だけではなく
外部の人間の眼を入れようというのはいいアイデアだろう。
問題は誰にするかだが、
スポニチによればメンバーは猪瀬直樹さんら
6人としか書いてない。
すでに人選を終え、近く正式に発表するそうだ。
で、私が注目したのはこの私的助言機関の名称ですたいね。
スポニチでは
「行革断行会議」
(仮称)とは書いてあるけれど、
うわー、すごか名前じゃなかねえ!
従来の政府の役人の発想ば超えちょるばい、これは。
そう思って、確かにこの名前なら
「やる気満々」「やるぞーっ!!」
という気分が表れている。
なにしろ「断行」やけんね。
お役人の発想には「断行」はない。
将来のことは常に不確実なんで、
もうすこうしぼやかした言い方になるはずですたいね。
まあ、譲って「実行」まででしょうか。
それがいきなり
「断行」
ですもん。
さすが小泉内閣ですなあ。
でも、こういう表記に官僚の皆さんは
異議を差挟まなかったんでしょうか。
そんなこと考えながら毎日新聞を見て、
むむむー、やっぱりか・・・
また考えてしまいました。
毎日の記事も2面のベタ記事です。
「猪瀬氏ら固まる 行革評議会メンバー」
こちらも(仮称)だが、さあ、どっちが本当なのか?
「行革断行会議」なのか?
「行革評議会」なのか?
毎日の記事はメンバー6人の名前が全部入れてある。
猪瀬氏の他に
西村正紀・政府行政改革推進事務局長
樫谷隆夫・日本公認会計士協会常務理事
船田宗男・フジテレビ解説委員長
朝倉敏夫・読売新聞論説委員長
田中一昭・拓殖大教授
ここまで詳しく取材しているとなると、
毎日の方が正しいのかなあ、と思ってみたりする。
じゃあ、朝日はどうなの?
で、朝日新聞をじっくり読んでみたが、
この関係の記事はどこにもなし。
石原行革担当相関連の記事は一つあったが、
それはこういうものだ。
「宿泊施設向けの補助金廃止検討
行革推進事務局 特殊法人関連」
この記事の中には新しい機関のことは触れられていない。
で、結局どっちか分りません。
私の勘では「評議会」だろうな、
やっぱり役人の感覚では「断行」はまずいんだろうな、
というところです。
ばってん、この内閣はこれまでとは
ちょっと違うのも確かですばい。
ひょっとすると・・・・
うーん、でもなあ・・・・
もうすぐ分るでしょうから、
正式に決まったらこの欄でまた報告します。
それまで皆さんもさあ、どっちだ?ってお楽しみ下さい。
今日はこれから池袋でサイン会です。
これが結構大変なんですよ・・・
また明日・・・・・
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