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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第487回

ほぼ日編集部様

6月1日のニュースから

昨夜帰宅して読んでいた夕刊の記事で
気になった話があったので取り上げておきます。
毎日新聞の夕刊1面に2段見出しの記事。

「リンゼー米補佐官 財政改革『量より質』
 3幹事長と会談 企業倒産やむなし」

 
今、与党3党の幹事長が揃ってアメリカを訪れているが、
これはアメリカのオニール財務長官、
リンゼー大統領補佐官(経済政策担当)
と相次いで会談したというニュース。
因にその3人とは山崎・自民党幹事長、
冬柴・公明党幹事長、野田・保守党幹事長の
3人ですたい。

記事の中心部分を引用すると、
「同補佐官は、小泉内閣が進める財政構造改革について
 『量的な縮減ではなく、何に使われるかという
 質的な検討が大事だ。破産すべき会社(の温存)
 に使われている支出は削減すべきだ』と述べ、
 公共事業の見直しなど、大胆な財政支出の見直しに
 踏み出すべきだとの考えを示した。
 米政府高官が財政問題に踏み込んで言及するのは初めて」

これ読んで私の呟き。
何で日本の与党3党の幹事長がわざわざアメリカに行って、
そこまで卑屈にならにゃいかんのか!?
何でアメリカの政府の高官ごときにそこまで言われて
黙っているのか?!
いちいちアメリカにお伺いをたてに行く幹事長さんらも
情けなかばってん、植民地でも属国でもなかとに
そげなこつば言われて腹もたたんとか!?
だんだん怒りモードに入っていく自分が恐ろしい。

ところで今日の夕刊にはまた田中真紀子外相の発言が
紙面を飾っている。
アメリカのミサイル防衛構想を、田中外相が
イタリアの外相に批判的に語ったという話。
これはどうも今朝の産経新聞が1面トップで
報じたことらしい。
先日、中国・北京で開かれたアジア欧州会議の席上で、
田中外相が隣の席のイタリア外相に話しかけたことだそうだ。
これが産経新聞に今ごろ出たというのも外務省の内部から、
恐らく真紀子さんに批判的な官僚が意図的に
リークしたものでしょう。
真紀子さんと外務省の幹部官僚との闘いは
ここまで陰湿なものになっていることの証明でしょう。
新聞の報じ方は、これまで日本政府は
「米国がミサイル防衛計画を検討していることは理解している」
との立場をとってきたので、田中外相の今回の発言は
政府の見解と異なる。だから問題だ、というものだ。
ばってん、私ら国民の立場からするとそげなアメリカの
ミサイル防衛構想やらに同意したつもりもないし、
それが国民の前に選択の対象として出されたという
記憶もなかばい、というものです。
そうだとすると、田中真紀子さんが外相の見解として
隣の席の人とそういう会話したぐらいで
大騒ぎをすることはなかろうもんち思いますばい。
真紀子さんも前言を翻したりあんまり格好は
よくなかところもあるばってん、
今度は何か官僚の尻馬に乗ってマスコミが一転して
真紀子攻撃に回るというのもどうだかなあ・・・
という感想ですね。

今日は沢山書くことが合ったはずなのに、
もう時間がなか・・・・・
しょんなかけんもう寝ます・・・・・・
また明日・・・・・・

2001-06-02-SAT

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