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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第476回

ほぼ日編集部様

5月17日のニュースから

とうとうダウンですばい。
こんな風邪は10何年ぶりです。
相当強力なヤツに侵入されたらしい。
PCにすがるようにしてこれを打っているところを
ご想像あれ・・・

さて、今日の夕刊にはアメリカのエネルギー政策が
ブッシュ政権下で大きく変ったことが
ニュースとなっている。
朝日も毎日も1面トップの記事だ。

「米、原発推進に転換
 石油・ガスも増産
 民主など反発『環境破壊招く』
 エネルギー政策概要」(朝日)


アメリカは1979年に起こった
スリーマイル島の原発事故以来、
新しい原子力発電所の建設をやめていたが、
今回の政策転換で原発推進に大きく舵を切ったことになる。
野党・民主党や環境団体はこの政策転換を
「業界寄りで、環境破壊につながる」
と強く反発しているそうだ。
ブッシュ政権はすでに地球温暖化への取り組みを決めた
「京都議定書」の不支持を打ち出していて、
政権が別の政党に変るとこんなに劇的に変化するのかと、
驚きを禁じえなかった。が、今度は原発だ。
これは世界中に大きな影響を及ぼすだろうなあ。
ヨーロッパなどはどこも原発は
抑制していこうという政策を取ってきただけに、
欧州対アメリカのエネルギー政策のギャップは
今後どうなって行くんだろうか?
要注目ですばい。
で、朝日の記事を読んでいて1ヶ所、
ムムムム、と目がくぎ付けになった文章があった。

「民主党は反発を強めており、
 大統領選の際、
 業界が共和党に多額の献金をした
 見返りとみている」

 
ブッシュ家は元々テキサス州の石油業者だから
当然といえば当然かもしれないが、
エネルギー関連業界から本当に多額の献金があったのなら、

これは見事な利益誘導政治だ。
アメリカでも
これだけ堂々とそんなことが出来るのかと、驚く。
真相は分らないが、ほんとなら
今後アメリカのジャーナリズムが
放ってはおかない気がしますがね。
大新聞はどちらかというと民主党寄りが多いのでね・・・・
日本も小泉政権で変化が起きようとしているが、
アメリカも政権交代で
クリントン政権8年間に慣れた分
これからの変化が大きく見えるでしょうね。

もうダメですばい。
頭が痛いなあ・・・・・

明日は書けるかどうか・・・・・・???
  
あ、「あのくさ こればい!」の
1〜3月分がPHP研究所から出版されました。
もう店頭に並んでるでしょう。
買って下さいなあ・・・・と
病気でもこういうことはチャンという私・・・・。

2001-05-18-FRI

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