|
第466回
ほぼ日編集部様
今日は休刊日なので、こ
れまでの新聞で書き残したニュースから
拾っていこうと思います。
時間がなくてこの欄で伝えられなくて
残念に思うことが結構多いんです。
これは5月5日の
朝日新聞朝刊2面に3段見出しで出ている記事。
「国連人権委メンバー改選 米が初めて落選」
「人権」
と言えばアメリカの専売特許みたいなもんだ。
何かというと「人権」を振りかざし、
他国を非難するので、例えば
いつも標的になっている中国などは
「人権と言っても世界には色んな人権がある。
アメリカの人権がすべてではない」
みたいなことを言いながら不満を漏らしているぐらいだ。
その人権屋さんの総本家、
アメリカが国連の人権委員会(本部・ジュネーブ)の
メンバー改選で落選、47年の同委員会創設以来
初めて委員会から締め出しを食ってしまった。
この委員会は国連の経済社会理事会に所属している。
国連にはよく新聞のニュースになる
安全保障理事会とこの経済社会理事会、
それに信託統治理事会、
国際司法裁判所などが総会に次ぐ常設機関としてある。
その中心は経済社会理事会だ。
この理事会で
人権委員会のメンバーの改選が行われたんですね。
記事によれば、人権委は日本を含め地域別に
計53カ国で構成されており、
任期は3年。毎年3分の1づつが改選される。
アメリカが所属する
「西欧・その他グループ」は改選数3に対し
フランス、オーストリア、スウェーデン、
アメリカの4カ国が立候補、
アメリカは経済社会理事会の53票中29票しか取れず
落選したそうだ。
記事で知ったんだけど、
ブッシュ政権の国連代表はまだ空席のままらしい。
つまりブッシュ大統領になってから
国連の代表を決めていないんだねえ。
これは国連の軽視と取られても仕方ないよねえ。
記事によると落選の理由についてアジア外交筋
(どういう筋なんだろうか。
記事にはこういう表現になっているんだけど・・・・)
は次のように言っているそうだ。
「京都議定書に反対し、
対人地雷の禁止や
国際刑事裁判所設置条約に署名しないなど、
米国は国際協調に無関心すぎると反発を呼んだ」
アメリカが特に
ブッシュ政権になってから強調している
中国の人権問題だが、
その中国はなんと人権委員会のメンバーなんだね。
で、逆にアメリカがメンバーから外されてしまった。
国連を舞台にアメリカ得意の人権外交をやろうとしても、
やりにくくなったんでしょうね。
これは5月4日の
毎日新聞経済面(9面)のベタ記事。
「ハイブリッド車5ヶ月待ち」
ワシントン発共同通信の記事らしい。
3日付けのワシントン・ポスト紙(電子版)によれば、
日本製のハイブリッド車が
「5ヶ月待ちの長蛇の列」状態の
大人気を博しているそうだ。
なぜか?
今アメリカではガソリン価格の高騰で
燃費のよいハイブリッド車、
トヨタ自動車の「プリウス」と
ホンダの「インサイト」が
大人気なんだそうだが、
アメリカの市場にに供給されるハイブリッド車は
今年わずか2万台ほどなので、
この供給不足が先を争うような状況を
作り出しているようだ。
ハイブリッド車というのは
エンジンとモーターとを組み合わせた車。
言い換えるとガソリンと電気を組み合わせた車で、
これから環境重視の世界で
ますます需要が伸びていく可能性が高い。
やはり日本の技術は捨てたもんじゃないんだよねえ。
こういうところはちゃんと押さえておきたいよね。
もう一つ同じページに載っていたこの記事。
「半年間で10万台突破」
こちらは自転車の話だ。
ブリジストンサイクルという自転車の会社が
昨年11月に発売した自転車「アルベルト」の発売台数が、
4月末までの半年間で10万台を突破
1996年発売の「ラクッション」を抜いて
同社最大のヒット商品になったという。
アルベルトは車体がアルミ製で、
駆動方式も従来の鉄製チェーンではなく
樹脂製のタイミングベルト
(どういうものか分りませんが・・)
を採用しているそうだ。
鉄製の自転車に比べ本体重量がなんと3キログラムも軽く、
「軽快な走行が楽しめる」
と記事には書いてある。
うーん、なんかそそられるよなあ・・・・
乗ってみたい気分にさせる記事だ。
会社の人の分析では
「本格メカを採用しながら
希望小売価格を
2万9800円〜4万800円に抑えたのが
人気の理由では・・・」
だそうだ。
これってすぐ買えるのかしら。
まさかハイブリッド車のように
5ヶ月待ちなんてことはないか?・・・
今日はもう一つ行こう。
5月5日の毎日新聞3面に
「子供の数また減少
人口の14.4%、1834万人」
という記事があった。
高齢少子化社会と一口に言われるが、
実際にはどの位少子化が進んでいるのか、
私達はあんまり知らないんじゃないでしょうか。
今年4月1日現在の15歳未満の子供の数(推計)を
総務省がまとめたものだ。
見出しにあるように
子供の数(15歳未満)は昨年より24万人減って
1834万人。総人口に占める割合は14.4%で、
昨年より0.3%下がったそうだ。
子供の人口に占める割合は
第1次ベビーブーム(1947〜49年)後から
下がり始め、88年に20%を割った。
そして74年以降は連続して低下が続いている。
外国との比較で言うと、
日本はイタリア(14.5%)と似ている。
米国は21.5%、英国19.1%、
フランス19%などで
日本が先進国の中でも
子供の数が大幅に少なくなっている実態が
この数字に表れている。
子供の数が少ないということは
日本の国を色んな意味で
支える人間が減っていく訳でいいことではないだろうなあ。
私などはもう関係ないもんねえ、
と言って済まされますけど、
これから何十年か生きていくあなた達にとっては
結構シビアーな問題だと思いますよ。
人間だけは促成栽培は出来ませんからねえ。
今生まれた人が20年経ってようやく
一人前の大人になる訳ですから。
そういうわけで今日は終わり。
また明日・・・・・
|