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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第437回

ほぼ日編集部様

その一。
私はいくべきだと思います。
あ、首相主催の桜を観る会です。
darlingが行けば、darlingなりの、
いや、darlingしか見えない桜の会の報告が
私ら1億人のほぼ日読者にも伝わるってもんですばい。
行け!行け!darling!!

その二。
「あのくさ こればい!」のノンブルががまだ
違ったまま書かれています。
何卒ご訂正を!
(編集部註:申し訳ありません。修正いたしましたっ)


4月6日のニュースから

野茂投手がやりましたね。
常に意外性は興奮を誘う。
だって、このところマスメディアの大リーグに関する話は
イチロー、新庄、そして佐々木でしたもんね。
ええ、私も話題にしていたのはこの3人。
野茂さんのことなんて忘れっちまってたんもんね。
一回はマイナーまで下がりながら、
つまり日本人の意識から消えかけていたところで、
ノーヒットノーランですもん。
野茂ってヤツはすごい!の一言に尽きますばい。

もちろん今日はスポーツ紙は1面から2面と
野茂に関する特集だ。
スポニチは1、2面が全面野茂特集で、
3面がイチローと新庄ニュース。
日本のプロ野球のニュースは4、5面に追いやられた。

今年は完全にスポーツ紙の作り方が違ってきました。
来年はヤクルトの石井投手もアメリカに行くらしいし、
このままだと日本のプロ野球はほんとにまずいよ。
野球も意外性です。
金満・巨人がヤクルトにこてんぱんにやられて
初めて興奮があるんですばい。
さて、もう一度野茂投手の話に戻すと、
スポニチの1面にこういう中見出しがあった。

「年下の師匠」

野茂投手のノーヒットノーランの特集の中ですよ。
なんじゃろうか?ち思うじゃなかですか。
この記事を引用しておきます。

「野茂はサイ・ヤング賞を2回連続して獲得した
 レ軍のペドロ・マルチネスに傾倒
 『ペドロになりたい』というほどの大ファンで、
 年下なのに頭を下げて投球術を教わっている。
 そして、『まずストレートなんだ』と言う
 その“師匠”の教えが野茂を活性化させた」

へえ?!と思いませんか。
あの野茂投手が教えを乞うマルチネス投手。
確かにすごい投手ですよ。
ばってん野茂だってその辺の新人じゃないんだから
そういうことがあるんですかね。
大リーグで生き残っていくためには
何でもするという覚悟ですかね。
野茂さんの根底を支えているのは。
野茂の心の底の深さを見せられたような気がしますばい。
で、そのマルチネス投手がスポニチの2面でコメントを
述べている。
野茂の師匠が何と言ったか。
興味あるでしょう。
・・・・・・・・
へへへへ・・・・すぐ言わない・・・
・・・・・・・・・・・

ペドロ・マルチネスの言葉。
「自分が投げるより、見ている方がナーバスになるよ。
 ベンチでノモに声をかけられなかったもの。
 ノモのことは人間として、
 アスリートとして尊敬しているので、
 自分のことのようにうれしい」

新聞に載った多くの野茂に関するコメントの中で
これが一番。秀逸だ。いい。感動するよ。
マルチネスもいいヤツだなあ。
野茂もいいけどこのマルチネスもいいぞ。

今日は全部で9項目用意したけど時間がない。
明日朝9時の飛行機で福岡へ。
講演です。
また明日・・・・・・

2001-04-07-SAT

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