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第429回
ほぼ日編集部様
3月29日のニュースから
朝日新聞社会面のベタ記事。
「総武線の『痴漢』 控訴審も無罪」
僅か9行の短い記事です。
JR総武線の電車内で女性に対し
痴漢行為を働いたとして現行犯逮捕され、
東京都と千葉県の迷惑防止条例に問われた
男性会社員(53)が、
東京高裁の控訴審でも無罪になった。
28日、東京高裁は東京簡裁の1審判決(無罪)を支持し、
検察側の控訴を棄却した。
この記事にはこれ以上のことは
何も書かれていないんですが、
「痴漢をされた」と訴えた女性、
そしてこの53歳の男性、
2人の周囲では色んな人間ドラマがあったんでしょうね。
いや、人間ドラマなんて言うと、
この事件をめぐる男性と女性が突きつけられた
深刻な事態を説明することにはならないでしょう。
そういうありきたりの表現では
言い表せないものがあったはずです。
特にもし本当にこの男性は痴漢行為とは
全く関係ないとすれば、男性と周りの、
例えば家族が蒙った被害はいかばかりか。
その被害はどうすれば償えるのか。
自分がそういう目に遭ったらどうするのだろう、
と考えてしまいます。
女性のことは何も書かれていないので 状況は全くわかりませんが、
1審も2審も無罪になったということは
女性の訴えが無視されたことになるわけですね。
あなたはウソをついたのか、
または大いなる勘違いをしたと言われたのと同じです。
この女性は今回の控訴審無罪判決を
どういう気持ちで受け止めたんでしょう。
これで検察側は
さらに最高裁に上告することになるんでしょうか。
痴漢事件で最高裁までいって争われたケースというのは
過去にもあったんでしょうか。
朝日の記事は簡単すぎて分らないことだらけです。
で、毎日とスポニチもチェックしてみましたが、
両紙ともこの判決には
ニュースの価値はないと見たのか1行も触れていません。
痴漢行為で逮捕された男性の裁判で
数件も続いて無罪になるケースがありました。
このケースはその中の一つで
検察が控訴していたんでしょう。
痴漢で逮捕されるケースが増えたのは
何も最近痴漢男性が増えたのではなく
痴漢されたら黙っていない女性が増えてきたんだ、
と言われています。
ただ、痴漢行為はこのケースのように
裁判で判断するには難しい微妙な
問題を含んでいることは確かです。
この控訴審判決は時代の風向きを表している
問題を含んでいるように思えます。
こんなに簡単にではなく
もう少し丁寧な取材と詳しい情報がほしいですね。
あれ?もうこんな時間?
寝なきゃあ・・・・・
また明日・・・・
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