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第426回
ほぼ日編集部様
3月26日のニュースから
千葉県の知事選はやっぱり無党派を名乗った
堂本候補が勝利した。
このところ長野、栃木と無党派対政党候補の戦いで
無党派候補が勝ち続けてきたので
今度も同じ流れの中での選挙結果になった。
正直言って本心を言うと、へえー、という驚きです。
そういつも理屈通りに
物事は進まないという気持ちがあるからですが、
でも半分ぐらいはひょっとすると、
という気持ちもあったんですね。
ほおーやっぱりそうだったんだ、てな感じですかね。
森内閣の支持率はひとけたになっているのに、
国民はどうすることも出来ない訳ですね。
森首相がじっと我慢で逆風に耐えていれば
そのままずるずると行くしかない。
まあ、正直言って
森さんが誰かに替ったからといって
そうすぐに何かが変ることもないでしょう。
ばってん、このズルズル感が何とも言えず
有権者側には無力感をもたらすわけです。
国の政治には国民の手が、声が届かないんです。
国政に関しては確かにそうです。
ところが、ばってん、
このところこうしたズルズル状況と同時に
一方ではどえらいことがすぐ簡単に起きてしまう。
つまり、地方の首長選挙では
有権者のちょっとしたさじ加減で
これまでは考えられないどえらいことが起きるわけです。
長野県の田中康夫知事、栃木県の福田知事、
そして今回の千葉県知事選挙。
恐らく今後も暫くはこのようなことが
引き続き起きるでしょうね。
中央での「ズルズル状況」と地
方での「どえらい現象」が同時
並行して続くことになるわけです。
豊かさの中で政治への関心は
拡散されているように見えて、
でもちょびっとづつ状況は変わりつつあるなあ、
というのが私の正直な感想ですばい。
朝日新聞の7面に「授業拝見」という
囲み記事のコーナーがある。
今日は東京都江東区第二亀戸小学校を取り上げている。
「『今日のニュース』選んで発表」
というのがタイトル。
5年1組で、担任の田中孝宏先生が
面白い試みをやっていることが紹介されている。
記事によると、先生が
「じゃあ、今日のニュースは何?」
と生徒達に尋ねるんだそうだ。
すると、この日の担当の斑の数人が
新聞をめくってニュース選びをする。
「これにしようよ」「お前も選べよー」
「この文字、何て読むの」
約5分の相談で彼らが選んだのは
カナダ・カルガリーで行われた
スピードスケート世界選手権のニュース。
みんなで前に出てそのニュースを読み上げ、
ほかの子供たちは日記にそのニュースを書き取る。
こういうことをこのクラスは毎日やっているんだそうだ。
これって、よく考えると
私と同じことをこの小学校の5年生も
やってるってことですよねえ。
田中先生は5年前に子供たちに
もっと社会に目を向けてもらおうと
新聞から面白いニュースを
子供たちに選ばせるという方法を始めたんだそうだ。
選ばれるのは芸能、スポーツ関連が多く、
事件などはあまり選ばれないというが、
最近ではえひめ丸の事故のニュースは2回選ばれたという
田中先生の言葉。
「あふれる情報に流されない判断力をつけさせるために、
テレビも含め、
子供たちの生活圏にあるメディアを教材にしていきたい」
これはいい試みだよなあ。
新聞、テレビでニュースを自然に考える、
感じるということ。
この記事を見ていて、
私の夢は近い将来、
小学校で子供たちと一緒に
今日のニュースを考える、そういう授業をやってみたいな。
つまり小学校で
ほぼ日の「あのくさ こればい!」をやるというのは
楽しそうだなあ、ということです。
毎日新聞の4面には関連したこんな記事が出ていた。
こちらは対象は中学生。
それも生涯学習検定センターというところが
「実用日本語語い力検定」を受験した
中学生6000人に対して
行ったアンケート調査の結果だ。
つまリある程度日本語に関心がある中学生が対象だ。
で、何を聞いたかというと
「新聞のテレビ欄・スポーツ欄以外を毎日読む」
かどうか。
「読む」
つまりイエスと答えた中学生は全体の15.2%だった。
「読まない」「ほとんど読まない」は合わせて36%。
「たまに読む」が47%。
この15.2%を多いと思うか、
それとも少ないと取るか。
「たまに読む」も
足せば62.2%で、大体全体の3分の2に近い。
そうだとすると中学生は
結構ニュースも読んでいるのかなあ、と思う
が、最初に書いたようにこの中学生達は
実用日本語などというものに
関心を持っている中学生だということだ。
この数字で平均値を推し量ろうとはしない方がいいだろう。
すると、実はもっとニュースに親しんでいる中学生は
少ないのかもしれない。
うん、やっぱり小学校からニュースを楽しむ、
ニュースと遊ぶということをやったほうがいいなあ。
なーんてことを考えつつ今日はお休みなさいです。
また明日・・・・・
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