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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第419回

ほぼ日編集部様

3月19日のニュースから

スポニチを見ていて
「横田 返礼レオ2回零封
 ガラスの肩と闘う"七転び男"
 新天地で復活第一歩」
「屈辱戦力外通告」
「松井、カブレラ三振」


こういう記事が目についた。
横田って、あの西武にいた横田かいな、
と思って読んでみるとやはりそうだ。
昨年西武から戦力外通告を受け
ロッテにテスト入団をしたらしい。
そうかあ、ここにも野球人の大変な人生があるんだなあ、
とぼんやり読み進むうち
横田投手は87年8月に、
プロ入り2年目にして初完封をしたのだが、
その相手というのがロッテだったという。
その翌日から肩を痛め、
横田投手の肩痛との闘いが始まった。
その初完封からなんと
4027日後の98年9月6日ダイエー戦で
またも完封試合をした。
4027日ですよ。
11年後ですね。
これってプロ野球が2リーグになってからでは
最長ブランクの記録だそうだ。
こんな記録があるなんて知らなかったが、
じっと我慢のこういう人もいるんだなあと思ってしまう。
でも結局は2年後の昨年西武からは事実上はクビ!
で、最初に完封した相手のロッテに拾われて
昨日はオープン戦とは言え西武戦に登板、
5回、6回の2イニングを無安打で抑えた。
嬉しかったろうなあ。
自分に見切りをつけた
西武・東尾監督の前で西武のバッターを、
それも中心バッターの松井、
カブレラの2選手を三振に取り、2回を見事完封。
しかし、肩次第という事情は
依然つきまとっているようだ。不安でしょうね。
この記事の最後にはこういう文章がついている。
記者は見ていたのだ。
でも横田投手のことを
かなり見てきた記者でなければこれは書けない。
「だが、横田の努力を知らない者はいない。
 会見の輪が解けた時、
 苦しいリハビリを見続けてきた
 西武・島田マネジャーはそっと右手を差し伸べた。
 横田はそれを力を込めて握った」
なんだか・・・ジーン・・・・・・

毎日新聞の3面にこんな記事が。

「石原氏ら4人が 『四騎の会』結成」

自民党の「日本の明日を創る会」のメンバー、
石原伸晃、塩崎泰久、渡辺喜美、
根本匠の4氏が新しいグループを作ったそうだ。
政治家というのは何かというと
グループを創りたがる人たちだなあ。
すでにこの人たちは自民党というグループに入っていて、
さらに石原、塩崎さんらは
加藤派という派閥(グループ)に所属していて、
さらに「日本の明日を創る会」などという
グループを作っていて、
今度はさらに「四騎の会」だって。
いくつグループを作れば気が済むのかしらね。
それもこの会を作ったいきさつがちょっとね・・・・
13日、この4人と石原さんの父親、
ご存知石原慎太郎東京都知事が会食をした際、
「私は青嵐会を作った。4人は四騎の会を作って頑張れ」
こう激励したと毎日新聞は書いている。
ばってん、なんかおかしかねえ。
趣旨はこういうことなんでしょうが、
言い方が自然じゃないね。
そこでこういうときはスポニチだ。
共同通信の配信記事がどう書いているのか、チェック。
「今月13日夜に4人で石原氏の実父、
 石原慎太郎東京都知事と会食した際
 『おれたちの時代は青嵐会をつくった。
  日本の未来のため4人で会を作れ』
 と促されたという。
 会の名前は石原知事が名付けた」
うむ、こちらの方がより事実に近そうだ。
まず、石原さんが息子の前で「私は」というより
「おれたちの時代は・・」
なーんて力んで言う方がありそうだし。
それに石原さんが会の命名をしたというのも
ありそうじゃないですか。
でも所詮と言っちゃなんだけど、
2世議員さんの集まりなんですね。
親に名前まで付けてもらって喜んでいるなんてさ。
なんだか情けねーよなあ。
まあせいぜい頑張って下さいな・・・・・

今日はここまで
また明日・・・・・・

2001-03-20-TUE

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