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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第413回

ほぼ日編集部様

3月13日のニュースから

今日は私の誕生日ということで
多くのメールを皆さんから頂きました。
ありがとうございます。
61歳で、おめでとう、てのはないんだけど、
皆さんの心遣いは本当にジーンとくるくらい
嬉しかったですばい。
これまでは知人、友人、
家族で誕生日に言葉をかけられるのはありましたばってん、
こんなに遠くや直接は知らない人たちから
それぞれの思いを寄せていただけると、
あ、本当にほぼ日をやっててよかったなあと
しみじみ思ったのでした。
もう一度、皆さん、サンキュー!!!

さて、13日のニュースですが、
アメリカのバブル景気はいよいよ本当に壊れたようですね。

毎日新聞の1面トップは

「米ナスダック、2000割れ
 2年3ヶ月ぶり 欧州でも下落」
「世界同時株安も」
「東証 1万2171円 バブル後安値更新」


アメリカの株価はハイテク銘柄が中心の店頭市場、
ナスダックが牽引車になってここ数年上がり続けてきた。
株に投資していれば必ず儲けが出て、
それがアメリカ人家庭の消費を支えて来たのは
よく知られたことだ。
日本でも経験したことだけど、
株価が右肩上がりで上昇している間は
何も問題はないように見える。
が、一度株価が下がり始めると、これは地獄。
そこらの一般投資家は金をつぎ込んでいる分
損失はどんどん脹らんで地獄へ落ちていく。
よーく考えると分かり切ったことだけど、
上昇中にはその辺のことが分らないんですね。
今アメリカは日本がかつて経験した
地獄のスパイラルの軌道に乗り始めたようですね。
問題は日本が折角持ち直したように見えていたのに
このスパイラルに巻き込まれそうなことです。
東京証券市場の平均株価もとうとう
1万2千円台を割り込み、
1万1千円台に突入。
下手をすると1万円割れなんてこともあるのかもしれない、
と案じています。
そうすると3月決算の金融機関などは
含み益を吐き出すどころか含み損になって
またまた金融機関の再生が遅れてしまいそうです。
ここ暫くは株価から目が離せないようですばい。

ところで、朝日新聞の37面にこんな記事が・・・

「残留溶剤のやけど増加
 ドライクリーニング 都、業界に改善要求」

 
地味な記事なので読み飛ばしてしまいそうだけど、
これはよく読むと大変なことじゃないですか。
記事中の被害者のコメント。
「朝にズボンをはいたら午後に右足が熱を持ち、
 水ほうが出て病院へ行った」(35歳女性)
ドライクリーニングはたいていの人が
経験しているでしょうが、
「ドライクリーニング溶剤」というのが
使われていることなどは知らんでしょう。
もちろん私も知りませんでしたばい。
この溶剤が合成皮革のズボンなどに残っていると、
それが原因で皮膚に火傷の障害を負うという。
記事によれば、ドライクリーニングによる
皮膚障害の苦情は昨年1年間で東京都に9件、
国民生活センターに46件も寄せられたそうだ。
症状が軽くておかしいなと思いながらも
放置した人もいるでしょうから
被害者は実はもっと多いんでしょうね。
これも記事によれば、溶剤は十分に乾燥すれば
影響はないんだそうだ。
が、最も溶剤が残っていたズボンでは
完全に溶剤が消えるまで室内乾燥で3日間かかったという。

こういう情報はキチンと消費者に示してほしかですね。
でも家庭の主婦の皆さんならこんなことは
常識だったのかしら。
知らないのは我々男だけなのかもしれん。
これも読者の感想が知りたいですばい。
  
わーもう深夜2時か・・・・・
寝ないといかん・・・
かくして今年も誕生日が過ぎていった・・・・・・
また明日・・・・・・・

2001-03-14-WED

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