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第412回
ほぼ日編集部様
3月12日のニュースから
今日は新聞休刊日なので夕刊で
ニュースチェックしてみました。
その中で面白かったのは毎日新聞の1面に
「タリバン外相 石仏破壊 中止せず
直接会談国連総長説得も拒否」
の見出しの記事。
アフガニスタンのイスラム原理主義政権、
タリバンによる巨大石仏破壊は
国際的な中止するようにという説得にもかかわらず
実行されたようだ。
タリバン政権のムタワキル外相は
アナン国連事務総長との会談でも石仏破壊中止要請を拒否。
前日にはパキスタンのハイダー外相の要請も退けており、
結局この政権は何を言われても
聞く耳は持たないということらしい。
政権の報道官は
「石仏は完全に破壊された」と言明しているようで、
世界的な仏教遺産はもう完全に絶望的な状況になっている。
パキスタンも同じイスラム教国家なので
パキスタンの言うことには
少しは耳を傾けるかなと思うたばってん、
いや、このタリバンさんは一筋縄じゃいきまっせんたいね。
パキスタンのハイダー外相は記事によると、
こう言ったという。
「イスラム教の寛大な精神と国際社会の要請によって
破壊を再考するように」
これに対しタリバンのムタワキル外相はこう答えたという。
「国内の宗教学者や閣僚などさまざまなレベルで、
徹底的に議論したうえで決定した」
この一事をみてもイスラム教の、というか、
宗教政権のすごみを見せられた思いがする。
ホメイニ政権時代のイランもすごいなあと
思いましたばってん、
これはイランの比じゃなかですばい。
21世紀、このようにイスラムとの対決を迫られたら、
日本を含む非イスラム国家は
どういうふうに対処すればいいのか。
難しか問題ですばい。
今のうちにテストケースとして今回の石仏破壊問題を
キチンと考えていた方がよかでっしょうね。
この記事の下のベタ記事で
「『日本移築』案に興味 与党団に返答」
という短いニュースが出ている。
あの水掛けで世間の注目を浴びた
松浪議員らで構成される与党3党の代表団は
石仏破壊中止の説得をするため
アフガニスタン入りしていたが、
どうやらパキスタンの首都、イスラマバードで
ムタワキル外相と会談したらしい。
この会談で石仏2体の破片を日本に運んで再建するという
「移築案」を提案したそうだ。
外相は
「興味深い。移築するなら日本しかない」
との返答を得たという。
代表団としてはこれで成果あったということらしいが、
記事にはこういう皮肉な文章が最後に付け加えてあった。
「西側外交筋は『興味深いというのは、
アフガン人特有のリップサービス』とみている」
この記事を送ってきた記者は
どんな「西側外交筋」と接触したか知らないが、
記者の感触として日本の議員団の行為が
馬鹿馬鹿しく思えるんでしょうね。
事実はどうなのか分らないが、
この最後にちょこっと付けられた原稿が
記者の一番言いたいことで、
それこそが事実なのかもしれない。
与党3党で代表団を組んで
アフガンまで出掛けていったのだから、
なんとか成果を出したいのは分るが、
どうやら相手のリップサービスに
乗せられたんじゃないだろうか。
シドニーオリンピックのゴールドメダリスト、
高橋尚子さんのおばあさんが亡くなった。
毎日新聞の夕刊が社会面で
3段組の囲み記事で特集している。
「尚子、うれしかったよ 金メダル
Qちゃんにみとられ90歳祖母死去」
高橋選手の祖母、高水いね子さんが11日、
岐阜高山の病院で亡くなった。
高橋選手は両親とも教員という環境に生まれたが、
お母さんが出産後すぐ転勤になったため、
小さいころはこのおばあさんの元で育てられたという。
そのためか、彼女は大のおばあちゃん子でオリンピック後も
真っ先におばあさんに報告に行っている。
最期は高橋選手にみとられ亡くなったそうなので、
おばあさんとしてはきっと嬉しかったに違いない。
実はこのおばあさんこそ
あのノーベル化学賞をもらった白川教授を
小学校時代に教えた先生だったと記憶しているが、
記事中にはそのことは書いていない。
はい今日はここまで
また明日・・・・・・・
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