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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第395回

ほぼ日編集部様

2月23日のニュースから

昨日ここで書いた通り原潜の艦長の予備審問は
3月5日まで延長するよう
艦長の弁護士が要請したと毎日新聞が報じている。
朝日新聞も社会面で

「沈黙の前艦長 弁護士は敏腕
 査問会議延期求め徹底的に争う構え」

 
と報じている。
朝日の記事によると、この弁護士、
「数々の軍法会議で論陣を張った
 チャールズ・ギティン弁護士」
という人だそうで、アメリカでも有名な人物のようだ。
1991年に大勢の海軍パイロットが
親睦会で酔って女性83人の体に触ったとして、
全米を騒がせたセクハラ事件を担当、
将校を不起訴や無罪に持ち込んだ実績があるそうだ。
アメリカは日本とは全く異なる訴訟社会だから、
今後の展開も必ずしも家族や
日本人の気持ちとは違う方向に行ってしまう
可能性もありそうだ。

「『北方4島占領間違いだった』
 露大統領が首相に表明」

 
これは毎日新聞の1面のベタ記事です。
僅か12行の記事ですばってん、
内容からするとメッチャ大変な話ですたいね。
どうしてこげな扱いになるとか
考えてみた方がよかごたる。
記事をそのまま引用しておきますよ。
「ロシアのプーチン大統領が森喜朗首相に対し
 『(旧ソ連が)北方4島を取ったのは間違いだった』
 として終戦当時のスターリン首相を
 批判していたことが22日、明らかになった。
 政府関係者が語った。
 このため森首相は、プーチン大統領と
 話し合いを続ければ、
 北方領土問題の解決が可能と判断しているという」
ロシアのトップが北方領土について
ここまで踏み込んで言ったことは
これまではないと思います。
「間違い」を認めれ
ば話しの道筋は見えてくるわけですが、
これまではそんなことは想像さえできませんでしたね。
それが、今ごろになってポロッと
こうして出てくるのは一体どういう訳でしょうかね。
大体この記事プーチンさんがいつ森さんに話したのか、
時期も書いてありませんばい。
で、政府関係者ち誰のことじゃろうか?
森さんがこれを今後の交渉の突破口にするため
秘密にしていたのかもしれません。
それがポロッと漏れたのかもしれませんが、
それならそれで毎日新聞が大騒ぎで
特ダネ扱いをしてもよさそうなのに、
どういうわけかベタ記事ですもんね。
まったく、この記事なんじゃい?と思ってしまいます。
でも案外、これは事実かもしれませんね。
森さんはこれで
一気に不人気を挽回するつもりだったりして・・・・・

今週も忙しい日を送ったなあ。
また明日・・・・・・

2001-02-24-SAT

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