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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第377回


ほぼ日編集部様

2月4日のニュースから

今日は放送本番の日なので、
朝から一定の緊張感を持つようにして動いている。
体を素早く動かすとか、言葉を正確に、明瞭に話すとか
キレをよくするようにしておかないとだめなんだね。
と、独り言で申し訳ない。

さて、スポニチを見ていたらこんな見出しが
目に飛び込んできた。

「『刑務官が守容疑者隠し撮り』 接見中 弁護団目撃」

仙台の北陵クリニックで起きたとされる筋弛緩剤混入事件は
どうも展開が変だ。
第一容疑者が一貫して否認して、
ほとんど供述書は取れていないというし、
様々な状況を考え合わせると、
えん罪の可能性もなくはない。

そんな中、今日の各紙に出ているが、
3日守容疑者の弁護団が
記者会見で明らかにしたところでは、
何と弁護団が容疑者と接見中にのぞき窓から刑務官が
中の様子を隠し撮りしていたという。
朝日社会面の記事によればその辺の様子が
もっと詳しく描かれている。

「弁護団によると3日午前9時半頃、接見が終わり、
 守容疑者が出入りする扉が開いた直後、
 ビデオカメラを持った拘置署員が扉の向こうから
 撮影している姿が見えた。
 『録画中を示す赤いランプが点灯しており、
  ドアにあるマジックミラー越しに撮影していた』
 としている」

朝日に記事では弁護団が説明を求めたところ、
「所内で自傷行為が起きたので採証活動をしていた」
と話し、その後、
「非常ベルが鳴ったのでカメラを持たせて走らせた」
と言い換えたという。
スポニチの記事ではこうした隠し撮り疑惑について
仙台拘置所は
「現段階ではコメントできない」と
言っているそうだ。
怪しいなあ。
こういう「現段階ではコメントできない」などと言うときは
必ず、後ろめたいことがあるときだ。
何もなかったということはないんだ。

私の経験ではお役所の不祥事などでは
最初必ずと言っていいほど
このコメントで始まるんですばい。
そして最後は泥沼にはまるんですけどね。

容疑者の接見を隠し撮りさせたのは警察でしょうたい。
拘置所にはそこまでやる必要性はないもんねえ。
あ、こうした行為は
「容疑者と弁護士の秘密交通権を侵すものだ」と
弁護団は拘置所と仙台検察庁に説明を求めるそうだ。
弁護士と容疑者が何を話しあっているか
こそこそ嗅ぎ回るという行為こそが警察・検察の
自信のなさを露呈してといる私には思えるんですばい。
事件の捜査は現在起訴と再逮捕という、
容疑者には結構厳しい状況にあるけれど、
案外厳しい状況にあるのは容疑者ではなくて
警察・検察かもしれませんね。

筋弛緩剤が使われたというあの時期に
病院内で何が起こっていたか、
私達は独自にかなり事情をつかんでいます。
それは必ずしも警察の発表とは同じではありません。
と、いうことで明日は仙台に行きます。
月曜日はたまの休みなのにそれもつぶれて大丈夫かしら?
火曜から水曜日にかけては高松へ。
木曜、金曜日はまた仙台かなあ・・・・
まもなく61のジイサンをよくこきつかうなあ、
この番組は・・・・なーんてね。
スキでやってるんだからしょうがないか。

これから出掛けますのでこれにて・・・・・  
明日は仙台へ行くので書けるかどうか自信ないけど
書くと思う・・・・・・

2001-02-05-MON

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