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第360回
ほぼ日編集部様
1月15日のニュースから
月曜日って、皆さんにとっては
どういう日なんでしょうか。
私にとっては本当に脱殻状態なんですばい。
やっぱり1週間に1回くらいくさ、
中のもんばぜーんぶ出してしまうか、
そんこつに知らんふりばするかしかなかごたるったいね。
いまがそん状態のごたる。
新聞ば読んでもあんまりこれというもんがなかもんね。
新聞も日曜日に作られたもんは
確かに中味がうすかけんね。
三つの新聞ば何回も見直したばってん、
びびっと来るもんがなかですばい。
ようやく見つけたのがこれですたい。
毎日新聞の7面、国際面の下にあった囲みの記事。
「『ハリー・ポッター』作者
英政界で大モテ」
「総選挙にらみ勧誘合戦/『政治利用』と批判も」
東京の書店に行けば必ず平積みで置いてある本、
しかもベストセラーのトップを
長いこと独占している本、『ハリー・ポッター』。
私は読んでもいないし、
中味も知らなかったんで
これという興味もなかったんですばってん、
この記事を読んでチョイと
興味をそそられましたですばい。
なしてかち言いますと、
この世界的なベストセラー作家さん、
記事の説明によれば、J・K・ローリングさんという女性。
35歳ながら離婚後に幼児を抱え、
困窮のため生活保護を受けながら童話を書いた。
シリーズで書いた『ハリー・ポッター』がバカ受け、
世界中で何と6000万部も売れたというから
驚きますよね。
6000万部ですぜ。
品はよくないけどちょっとカネに計算してみますか。
日本でいくらぐらいで売っているのか知りませんが、
まあ、例えば1500円の本だとしますか。
すると印税は10%ですから1冊につき150円。
それの6千万倍・・・・・・うーーーーん、
何と90億円・・・
人の懐具合を探るのって
ホンとに品がないとは知りつつやっちまいましたぜ。
ま、そういうわけで、このローリングさん、
生活保護の生活から
一挙に大変な大金持ちになってしまいました。
まるで童話の世界の様な話でしょう。
そこに目をつけたのがイギリスの政治家どもですたい。
どこも政治家というのは同じことを考えるらしい。
今度の7月の参議院選挙でも同じように
何でもいいから人気に頼ろうとする政党が
出てくるに違いありません。
で、このローリングさんの人気にあやかりたいと
思ったのが、英国の与党・労働党と
野党・保守党の双方らしい。
5月に見込まれる総選挙で
「是非わが党の支持を」とともに
勧誘に躍起になっているという。
与党・労働党のブラウン財務相が先月下旬彼女と会談し、
彼女に
「わが党はシングルマザーを応援する」
みたいなことを言ったらしい。
ローリングさんはもちろん、シングルマザー。
英国でこのところシングルマザーは
急増しているとかでその辺の社会の状況と
彼女の事情とを合わせ考えた上での発言でしょうが、
これにはローリングさんも
異存はなく賛同したという。
すると労働党は早速
「総選挙のポスターにハリー・ポッターを登場させたい」
と意気込んでいると毎日の特派員は書いている。
一方の野党・保守党のヘイグ党首も
「ハリー・ポッターが大好きだ」と絶賛するなど、
こちらも勧誘に躍起だと記事は書いている。
記事はこうも書いている。
「『応援を得た党が断然有利』と政界は予測するが、
ファンの間では
『純粋な童話作家を政治に利用しないで』と
政党に抗議する声が上がっている」
まだこの童話を読んでいない人のために
記事の引用で童話について説明しておきましょう。
童話は魔法使いの血筋を引く
『ハリー・ポッター』という名前の少年が
両親を殺害した魔術師と戦いながら、
家族愛や友情を体験する話だそうだ。
1997年の第一巻刊行後、
これまでに四巻が出ているという。
ほぼ日の読者でも多くの人が
もう読んでいらっしゃるでしょうね。
読んでない方のために敢えて蛇足を付け足しました。
月曜日の午後は映画でも見に行くかなあ・・・・・
ではまた明日・・・・・・
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