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第358回
ほぼ日編集部様
1月13日のニュースから
毎日新聞の第二社会面に
「伊達公子さんドイツ人レーサーと婚約」
というおめでたい記事の隣にこんなベタ記事が出ている。
「禁止命令違反容疑 ストーカーを逮捕 静岡県警」
記事によれば、静岡県警沼津署は
56歳の男性をストーカー規制法違反
(禁止命令違反)の疑いで逮捕したという。
ストーカー規制法は昨年11月24日施行になったが、
この規制法の中でも「禁止命令違反」容疑で
逮捕者が出たのは全国で初めて。
禁止命令違反は告訴による逮捕より罰則が重い
加重処罰が適用される。その第1号というわけだ。
沼津署の調べによると、この男性は派遣社員として
派遣された先の会社で33歳の女性と知りあい、
退社後この女性につきまとうようになった。
女性が沼津署に相談し、警察は男性に
つきまとい行為を止めるように注意したという。
しかし、その後もストーカー行為が続いたため、
沼津署はさらに警告を発し、静岡県公安委員会も
禁止命令を出したという。
にもかかわらず男性は女性の自宅周辺をうろついたり、
女性の勤務先の駐車場付近で待ち伏せをするなど
ストーカー行為を止めなかった。そこで、ついに沼津署は
禁止命令違反容疑で逮捕に踏み切ったようだ。
このケースで分るように警察はストーカー行為については
かなり慎重にステップを踏んでいることが分る。
先ず注意、次に警告、そして県公安委員会の禁止命令。
この3段階を経てようやく逮捕に踏みきっている。
注意したのが昨年6月というから、
すでにストーカー規制法は国会で成立していたけれど、
まだ施行前だった。で、警告したのは11月27日
だそうなので、施行の3日後だ。
そして12月14日に禁止命令が出され、
1ヶ月後の今年1月12日逮捕となっている。
被害者の女性からすればもっと素早くストーカー行為が
やむようにしてほしかったと思いますが、
警察としてはやはり男女の問題にはこれくらいの
慎重さで臨みたいというところがあるようです。
これはケースバイケースで、一般論として早い、
遅いは言えないと思います。
もっと緊急を要する場合もあるでしょうし、
そうでもない場合もあることでしょう。
それにしても、このケースのように警察が適切に動いていれば、
桶川駅前で猪野詩織さんは殺されずにすんでいたのにと、
改めて思います。
しかし、この詩織さんの犠牲があってストーカー規制法が
出来たことを思うと、今後全国のどれだけ多くの女性が
救われるか、そんなことを考えます。
ストーカー規制法は必ずしもパーフェクトではないようですが、
これを生かして被害者の数を減らすことが大事なんでしょうね。
今日はここまで
また明日・・・・・
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