TORIGOE
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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第356回

ほぼ日編集部様

1月11日のニュースから

新聞を毎日読んでこの欄を書いていると、
たまには気分を変えてみたくなるもんです。
今日は日ごろあまり注目しないスポーツ面のベタ記事。
チョット面白い記事が出ていた。

「初ナイター登板投手が死去」

朝日新聞の19面にホンとに目立たない、
俗に言う虫眼鏡で見ないと分らないぐらい小さな記事。
「プロ野球短信」というコーナーの記事だ。
クレディットは(AP)とついているので
AP通信の配信記事のようだ。
先ずおかしいなと思うのは確かアメリカでは
「ナイター」という表現はないはずだ。
つまり英語の表現では夜に行われる野球の試合のことを
「ナイトゲーム」とは言っても「ナイター」とは言わない、
というふうに私の記憶ではなっているんですが、
アメリカの通信社の記事で堂々と
「ナイター」と使われると、
あれっ、やっぱりそう言うのかなあ、
と記憶に自信がないこの頃、
うーんどっちだろうなあ?
と考え込んでしまいますばい。
恐らく英語の記事では
「a night game 」となっていたのを
日本語に翻訳するときに「ナイター」と
やってしまったんでしょうね。
一応その問題はこれで自分なりに納得。
で、面白いのはアメリカのプロ野球の歴史の中で
こういう人の死がニュースになるということですたいね。
つまり1938年、あ、私の生まれる2年前だ!
この年に米大リーグ史上初のナイトゲームが
エベッツ・フィールドという球場で行われたんだそうです。

対戦したのはドジャース対レッズ。
この時登板したのがフォレスト・ブルスネル投手だ。
誰や、それ?
どっちのチームとは書いてないけど、
記事の最後にブルスネル氏は
「ドジャースとカブスで5年間活躍し、通算2勝を挙げた」

と書いてあるので、
きっとこの時はドジャースの
ピッチャーだったんでしょう。
ま、とにかくブルスネル投手が
メジャーリーグ史上初のナイトゲームで
投げたことは確かなようだ。
で、その投手が6日米オハイオ州の自宅で死去した、
94歳だったという。
記事は「死因は発表されていない」と書いているが、
94歳だろう、死因がどうこういう歳じゃないと
思うんだけど・・・・この記事ってなにかおかしいよね。
で、とにかくこれだけでも死んだとき、
現役時代なんか誰一人知らないと思われる日本で
こうやって記事になることの面白さですたい。
初物に弱い日本人ならでは・・・・
それともアメリカ人も国の歴史が
短いというか、ないので、
こういう歴史的な記録には弱いんでしょうか。

すみません、明日早いので今日はこれで
また明日・・・・・・

2001-01-12-FRI

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