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第339回
ほぼ日編集部様
12月20日のニュースから
スポニチの社会面に2段見出しの記事。
「執筆コラムに誤り 田中知事謝罪
長野県定例県議会」
「謝罪」とあるからどんな大層な話かなと
思ったんですばってん、
ダムの取り付け道路の費用について
190億円のところを田中知事が、
200億円と雑誌に書いたことが問題になったらしい。
県議会側の知事いじめの一つのようだ。
それより長野県の土木部長、
光家康夫さんと田中さんとの熾烈な戦いが面白い。
ダム建設を巡って土木部長と田中知事との間には
意見の違いがあるのははっきりしている。
なぜならこれまで吉村前知事時代に
池田副知事(田中さんと知事の座を争った人)とともに
ダム建設を推進してきた担当者ですからね。
急に知事が変ったからと言って、
政策は変えられないというのも分る。
ばってん、知事は知事ですたい。
長野県民が選んだ知事の方針でもあるわけです。
そこで何かと二人は対立するんですが、
テレビのカメラの前でも遠慮会釈なしに
田中知事が光家土木部長を叱り飛ばす。
これに部長が反論するという、
どこかハラハラするシーンが何度もテレビで流されました。
日本ではこう言う論争のシーンというのは
表ではなかなかお目にかかれないので
私などは大変興味深いと、思ってみているんです。
今日のスポニチの記事の中にもその辺が
チラリとのぞいています。
質問に立った県議が
田中知事の雑誌のコラムを読み上げながら
「(ダム計画を)理解していないのではないか」
と光家土木部長に知事へのレクチャーを要求した。
すると光家土木部長、待ってましたとばかり、
言うは言うは、
「降雨量と(雑誌のコラムに)あるのは
流出量(の誤り)」
「想定した雨で中下流域で洪水が生じるというのは
事実誤認」
などと次々に指摘した。
田中知事がこれにどう反応したのかは
記事中にないので分らないが、
専門的なことをここまでずけずけ言われたら
さすがの康夫ちゃんもお手上げかな。
あ、土木部長も名前は同じ康夫ちゃんだから、
ここは知事の康夫ちゃんでした。
そうか、康夫ちゃん対決なんだあ。
テレビで見るかぎりまだ若そうな光家土木部長さん、
なぜここまで頑張れるのか。不思議ですよね。
あの名刺折り事件の藤井局長さんも県民からの
すさまじい非難の嵐でダウン
したんですからね。
光家の康夫ちゃんは
実は(恐らく東大卒の)建設省から
長野県に出向中のばりばりのキャリアーなんですね。
だからあんなに若くても部長さんなんです。
いずれ本省に帰るんでしょうから、
田中知事と別にケンカしても将来を
心配する必要はないんです。
むしろいま、突如降って湧いたような
作家知事と正面からケンカすることで、
名前は上がり、「アイツなかなかやるじゃないか」と
本省での評価は上がるんでしょうね。
というふうに見ていくと、
あれは田中知事対建設省との戦いとも言えるんです。
背景には自民党がこれまで後押しをして進めてきた
ダム建設という名の公共事業を今後どうするのか、
このまま膨大な赤字を出しながらでも
推進していくのか、それとももう1回見直していくのか、
そうした根本的な問題が
この論争の背後に透けて見えるんですね。
康夫ちゃん戦争、これからも目が放せませんぞ。
やったぜ!「あのくさ こればい!」が
朝日新聞の記事を抜いたぜ。
あの韓国の少年の話。
インターネット上で自殺願望の人に頼まれ
実際に会社員を刺し殺した事件。
ここでは19日に紹介しておきました
が、今日の朝日の社会面にかなり大きいスペースで
「19歳少年 10万円で殺人引き受け
韓国の自殺HPに依頼」
「『死ぬ大変さ分る。願いかなえた』」
などと扱っている。
ほぼ日の読者は朝日より2日も早く
この事件については知っていたわけだ。
だからどうしたの?
って言われればどうってこともないんだけど、
ニュースの職人としてはここはちょいとどうだい!
と威張りたかとこですたい。
ダメダメ・・・あんまりそっくり返ると倒れるばい・・・
と自戒・・・・
今日はまだ書きたいことがあるのですが、
もう出掛けなきゃなりません。
で、いったん、ここで保存をかけて・・・・・
夜帰宅後に・・・・・
12時過ぎて帰ってきました。
もう一本くらいと頑張る私です。
なーんちゃって・・・・・
チョットお酒入ってます。
自民党で今の主流派に抵抗している
ほんの一握りの政治家がいる。
それを何とか取り込もうとして
「自民党行政改革推進本部」(野中広務本部長)の
幹事になりませんかあ、と誘ったところ、
この人たちはホイホイとなってしまったが、
この3人は拒否したという。
そのニュース、先ずは朝日から。
「自民党行革本部 入った人
断った人 執行部批判の若手議員
野中氏が幹事就任要請」
見出しのように野中さんが幹事就任を要請したうち
田中真紀子さんと平沢勝栄氏は断ったという。
一方、「日本の明日を創る会」のメンバー、
石原伸晃、塩崎恭久、河野太郎、渡辺喜美の
4人はそろって幹事に就任したそうだ。
毎日によると断ったのは田中真紀子、
平沢勝栄の他に中谷元氏も断ったらしい。
毎日は断った人だけ正確に書いているが、
受け入れた人たちについては全く言及していない。
スポニチも社会面に2段見出しで
「真紀子さんら辞退 行政改革推進本部メンバー」
と取り上げている。
ここでは執行部に批判的な石原氏ら3人の就任は書いているが、 拒否組みは田中真紀子さん
のことしか書いてない。
中谷氏や平沢氏のことは全く触れていない。
ただ、真紀子さんの拒否の理由として
「急なことなので辞退したい」
と真紀子さんの言葉が紹介されている。
同じニュースなのにこんなに扱い方が違っている。
共通しているのは真紀子さんが
野中さんの要請を断ったということ事実だけ。
後は人名もバラバラで、
この3紙を読んで初めて全貌が分る様な状態。
こういう小さな記事も人名などに
きちんと気を配って書いているところと、
ただ真紀子さんの名前さえあればいい式のものまでと
いろいろある。
真紀子さんは先ごろの内閣改造では
入閣を予想して美容院へ行って待ち受けていたなどと
いやみをあちこちに書かれ、
今度は餌にぱくっと食いつけば格好悪いので、
取り込まれた印象は避けたいとの思惑はあったらしい。
明日は31日に放送の番組の収録で一日がつぶれそう。
ではまた明日・・・・
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