TORIGOE
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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第323回

ほぼ日編集部様

12月4日のニュースから

「また外国人?の3人組緊縛強盗 横浜」

毎日新聞の社会面のベタ記事。
以前ここの欄で「カネカネキンコ事件」というのを
取り上げたことがある。
外国人の緊縛強盗の話で、主に関西地区で横行し、
東京でも被害が出たということだった。
今回も同じパターンの事件のようだ。

記事によると事件の概要は次のようなものだ。
3日午前6時10分ごろ、横浜市南区の住宅に
外国人と見られる3人組の男が押し入り、
寝ていた56歳の住人(男性)に片言の日本語で
「カネを出せ」と脅した。
3人は男性の手足を粘着テープで縛り、目や口もふさぎ、
室内の手提げ金庫から
現金200万円を奪って逃げたという。

警察の調べでは、3人組は11階建てのマンションの
最上階で一人暮らしの家を襲っており、
玄関をバールのようなものでこじ開け、侵入している。
互いに中国語の様な言葉で話していたという。

先月30日には、このマンションから
約200メートルしか離れていないビルの宝石商方に
やはり外国人風の3人組が侵入し、
現金400万円を奪っている。
この時には宝石商の口を粘着テープでふさいで
窒息死させている。
今回の事件と関連がないかどうか警察で調べているという。

やり口が荒っぽいなあ。
それに彼らは現金を自宅に置いている家を
確実にヒットしているが、
どうやってカネが家にあるかどうか見分けるのだろう?
普通のサラリーマンの家には
現金と言ってもそんなに置いていませんよねえ。
この手の外国人犯罪が増えると
被害が残酷になっていくのも困るし、
それを口実にヘンな排外主義が頭をもたげてくるのも
困るんですね。

「25歳の男を逮捕 強盗後、
 追跡した中学講師を殺害容疑」


昨日取り上げた中学の先生殺しの犯人が逮捕された。
コンビニの防犯カメラに写っていることをニュースで知り、
逃げ切れないと思い、弁護士につきそわれて
警察に自首してきたものだそうだ。

警察の調べによると、この25歳の容疑者は
深夜午前0時50分ごろ、
28歳の女性が自宅アパート3階に帰ってきて、
ドアを開けて部屋に入ろうとしたところ
背後からナイフを突きつけ「(部屋に)入れ」と脅した。
ところが、女性が悲鳴を上げたため
現金1万5千円などが入った
ショルダーバックを奪って逃げた。
「誰かー」という女性の悲鳴を
アパートの2階の自分の部屋で聞いた先生が飛び出して
犯人を追跡、400メートル走ったところで追いついたが、
ナイフを持った容疑者に逆襲され、
胸など数ヶ所を刺され出血多量で死亡したという。
1万5千円、というのがあまりにも悲しすぎる。

カネの多少でもちろん人の命は計れませんが、
関係者はそんな、と思うでしょうね。
それになまじ先生の足が速く追いついたのも
悲しい結果となってしまった。
最近は知らない人間とのトラブルには
刃物が突然出てくることもあるから
要注意だとは言われるが、
こういう強盗などは特に逃げるほうも必死なので
注意したほうがよさそうだ。

今回の容疑者は25歳で、毎日新聞の表現によれば
「自称設計見習い」で、調べに対し
「取り返しのつかないことをした」と言っているという。
もう、今ごろそんなことを言っても遅いんだよ!

では今日はここまで
また明日・・・・・・

2000-12-05-TUE

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