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第321回
ほぼ日編集部様
12月2日のニュースから
これは大ニュースだけど、
一言いっておきたいので、取り上げます。
昨日1日、自民党の野中幹事長が突如辞任して
大騒ぎになっています。
お辞めになったことはご自身の判断だから
どうこう言う気はないんですが、
辞任の理由が新聞各紙でチョットづつ違うんですね。
まず、朝日新聞は
「辞任の理由について
1.森政権誕生の過程で、ヤミで作られたような
印象を与えて申し訳ない
2.議席を減らした6月の選挙の結果や、内閣
不信任決議案採決で加藤、山崎両派から多数の
欠席者を出したことにけじめ
をつけたいーなどと説明した」
と書いている。
大きく分けて3つの理由らしい。
でもこれは記者会見で言ったんではなく、
どうやら与党三党の党首・幹事長会談で
辞意を表明した際に出た言葉らしい。
これを朝日の記者が後追い取材して書いたんだろう。
各紙で辞任理由が違う原因は
ここを取材したかどうかにあるのではと思うが、
次に毎日新聞はどう書いているかというと、
1面の記事の中で、
「これに先立ち、野中氏は首相に
『心身ともに疲れた』と述べるとともに、
内閣不信任案の採決で大量の欠席者を出したことや
衆院選挙での過半数割れなどの
責任を挙げて辞意を表明した」
これは明らかに野中さんの首相に対する
理由の説明のまた聞きである。
毎日は2面に
「心身、疲れた」
の見出しで野中幹事長が首相に
辞意を表明した後に記者団にこう言ったと
ベタ記事だけど書いている。
「(6月の衆院)選挙で残念ながら過半数に至らず、
いつの日かけじめを付けなければと考えていた。
心身ともに疲れている」
これだと辞任の理由は選挙結果への責任と
疲れたという2点だ。
スポニチはどうかというと、社会面の記事でこう書く。
「『心身ともに疲れ、勝手させて頂いた』
“陰の総理”と呼ばれる野中氏は、辞任は理由をこう述べた」
三紙を見比べて共通するのは「心身ともに疲れた」
というのと「選挙結果への責任・けじめ」、
この2点だ。
その中で朝日だけが1面に辞任理由から取った見出しを
こう付けている。
「政権がヤミで作られたような印象・・・申し訳ない」
自民党の幹事長が辞めるのだから辞任の理由は何なのか、
大事なことだと思うのだが、
新聞記者はその辺は彼らなりに分っているつもり
なんでしょうね、
改めてちゃんと取材していないような気がする。
朝日の書くように
「政権がヤミで作られたような印象を与えて申し訳ない」
とほんとに野中さんが思っているとすると、
これは興味深い話しだ。
私達はこれまでの取材で「ヤミで作られたような印象」
ではなくて
「ヤミで作られた」のが事実に近いと思っている。
やはり野中さんもその辺のことに拘っているのだろうか。
ここでいったん中止、保存。
夜帰宅。続けます。
森首相には大変気の毒だけど、
どうしても政権の正統性というのはつきまとうものらしい。
誕生の秘密。ここに問題が潜んでいる。
野中氏が意識しているのはそういうことのようだ。
「ノルウェー皇太子、未婚の母と婚約」
毎日の第二社会面に二段見出しでこんな記事が出ている。
記事によると、ノルウェー王室は次の国王となる
ホーコン・マグヌス皇太子(27)が未婚の母の大学生、
メッテマリット・チェセムホイビーさん(27)
と婚約したと発表したという。
二人の婚約をノルウェーでは「シンデレラ物語」
として歓迎する声が強いそうだが、
子連れの皇太子妃というのは世界的にも異例だそうだ。
そうだろうな、と私も思うが、ちょっと驚くのは
彼女の過去だ。彼女は一般家庭の出身で、
覚せい剤所持などで
逮捕歴がある男性との間に生まれた3歳の子供が
いるという。
また彼女自身も過去に「麻薬パーティー」
に参加したことを告白しているが、
王室は「彼女の過去は結婚の障害にはならない」
と話している。
国が変れば考え方も変わるもんだなあ、
と思いますよね。
日本の皇室なら絶対あり得ない話しでしょうから。
これをおおらかな開けた国、ととるか、
道徳的な規範となるべきなのにと批判的に取るかは
皆さんの自由だけど、私はノルウェーという国は
王室の結婚問題ぐらいではいちいち揺らがないという
自信を持っているのかなあ、と思ったんですが・・・・
どうでしょうかね?
今日はここでまた明日・・・・
そうだ、明日の「スクープ21」はなんだか盛りだくさん。
1.金属バット暴走族の真相
2.映画「バトル・ロワイヤル」大論争が始まった
3.日本初警察女船長の自殺の陰に潜むもの
4.吉牛がいま元気なわけはこれだ!
などです。よろしく・・・・見てね!!
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