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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第319回

ほぼ日編集部様

11月30日のニュースから

「『週刊ポスト』を告訴 織原容疑者、名誉棄損で」

毎日新聞が社会面の下にベタ記事で伝えている。
最近では下火になったが、
一時この人物の記事で週刊誌は花盛りだった。
書き放題の感があった。
チョット危ういなあ、と思っていたが、
案の定、容疑者側からの反撃が始まった。

規模は大分違うが、ロス疑惑事件の時と似ている。
ロス疑惑は週刊誌が先に走り、
後からメディアがゾロゾロついて行き、
最後は警察も捜査に着手したが、
後で容疑者にされた三浦和義氏に
次々に名誉棄損による損害賠償の訴えを起こされ、
メディア側が圧倒的に負けた。

この時は民事の損害賠償だったが、今回の記事を見ると、
織原容疑者は週刊ポストを
「虚偽の記事を掲載された」として
編集長らを名誉棄損容疑で告訴したという。
この書き方はどうみても民事ではない。
東京地検への刑事告訴のように読める。
普通こういう場合は民事で争うのが一般的だが、
織原容疑者側はかなり強硬な態度で来ていることを
示している。

その意味では勝訴することに自信があるのだろう。
この記事は毎日だけで、朝日にもスポニチにも出ていない。
他の新聞はチェックしていないので分らないが、
この告訴を大したニュースじゃないと思って
ボツにしたのなら、大きな誤りじゃないかなあ。
今後の展開を見て行く必要があるが、捜査の展開次第では
重大な問題になる可能性があるようだ。

記事によれば、週刊ポストは11月3日号と10日号で
「織原容疑者が撮っていた『わいせつビデオ』」
などの見出しで、押収されたビデオテープの内容を
イラスト入りで掲載した、という。
もちろん、編集部側はこう述べている。
「名誉棄損にはあたらないと思っております」
この事件は誰もが認める通り、行方不明になった英国人、
ルーシーさんの捜査線上にあるとされている。
しかし、もう2ヶ月近くになるというのに
肝心のルーシーさんについての捜査は
ほとんど何も進展がないように思える。
別件では再逮捕間までして捜査を続けているが、
本命の捜査に変化がない。

これでは走りに走った一部のメディアは
今後同じような反撃にさらされるに違いない。
メディアが警察の思い込みと心中するのか、
それとも難航はしているが、これは当たりなのか、
まだ見えない。
これからが注目すべき時を迎える。

ここでとりあえずは保存をかけて外出ですばい
(午後2時10分)。
7時に帰宅。
明日ははなまるカフェで早起きせんといかん。
こりゃあ、今晩は早う寝ようかな。

ちゅうことで今日はここまででごめんなさい。
また明日・・・・・

2000-12-01-FRI

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