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第318回
ほぼ日編集部様
11月29日のニュースから
毎日新聞2面にまた森首相の失言が出ている。
「森首相 水かけに理解!?」
「松浪議員の問題で感想『やじ、ひどいから』」
「野党側が反発」
保守党の松浪健四郎議員が衆院本会議で、
演壇上から野党席に向かってコップの水を撒いたことが
しばし、問題になっている。
私は、思慮のない人物がつまらんことをしたな、
ぐらいの認識で
それ程ニュースでいちいち取り上げるほどの
ものではないと思っている。
バカなヤツがバカなことした。
それでおしまいなんですよ。
それをテレビや新聞がまげを切れだの、
切らないほうがいいなど、
面白おかしくやるので
問題の本質からどんどんずれて
単なるお遊び、玩具になっているようです。
で、首相がこれに反応したそうです。
ほっときゃいいのに、
森さんには分かりやすい話しなんでしょうね。
ぱくっと食いついた。
こんなときはろくなことはないんだわ。
案の定、野党から揚げ足取られている。
森さんは記者団に向かってこう言ったそうだ。
「演壇の水は1日1回、取り換えているのを知ってるか。
演壇に立つ人が替わると、
次の人の前に国会職員が水を取り換える。
それぐらい職員の皆さんも気を使っている水なので、
投げちゃっちゃあもったいない」
この後に
「(水を)投げたくなる気持ちも分らんではない。
(野党のヤジは)まあ、ひどいね。
ヤジを全部収録して国民に公開するといいな」
と言ったそうだ。
これに野党が反発しているのだが、ヤジは確かにひどい、
しかし、それだからコップの水を投げることを
容認するようなことをぽろっと言ってしまうところに
森さんの真骨頂があるんでしょう。
あ、こう言う場合「真骨頂」とは言わないのかもしれない。
真骨頂はいい意味のときに
「真骨頂を発揮する」と使うわけだから。
でも、森さんの場合、
自らを正直にさらけ出すと言う意味で
まさに国民にとっていい意味で
「真骨頂」と使わせて下さい。
森さんは野党のヤジのことを言っているが、
実は与党も野党もヤジという点では同じなんです。
国会に取材に行くとホントにいやになりますよ。
国会議員というのがいかに品位のない人たちなのか、
よくわかります。
議論では相手の言うことを聞くところから
始まる訳でしょう。
ところが日本の政界のヤジは
相手が何を言っているか分らなくしようとする
妨害のヤジなんです。
またはヤジで発言者が立ち往生するのを
狙って飛ばすヤジなんです。
森さんも首相になってヤジが如何にこたえるか、
気がついたらしい。
アメリカの議会にはヤジはないという。
ホントかなと思うけど、そうらしい。
一度番組でヤジの研究をやってみたいな。
はい今日はここまで。
今晩はイギリスの作家、
ケン・フォレット氏と新宿のNSビルで対談です。
また明日・・・・・
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