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| 3分間で、 最近のニュースを知る。 鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」 |
| 第317回 ほぼ日編集部様 11月28日のニュースから こういう話しを新聞の片隅で見つけたときは、 あ、新聞ていいなあ、と思うわけですよ。 朝日新聞の6面、国際面の片隅、 「地球24時」というベタ記事収容コーナー。 ここの「ことば・ワールド」というのが 私のお気に入りのコーナーです。 世界中の色んな、有名、無名取り混ぜて 人物の一言が毎日取り上げられている。 ホントに一言なんだけど、 そこから様々に想像が膨らんだりして 実に興味深いコーナーだ。 今日は、あの世界的に有名なテノール歌手、 ルチアーノ・パバロッティさんの言葉だ。 「世界中の高級ホテルに泊まってきたが、 門前払いは初めてだ」 これだけじゃ、もう一つなんのことか分らない。 記事によれば、パバロッティさんが 北イタリアはパドバという町のホテルに 泊まろうとしたところ、身分証明を持っていなかったため 宿泊を拒否されてしまったという。 ホテルの支配人はこう言ったそうだ。 「著名人でも規則は同じです」 うーん、なるほど・・・ この支配人を気骨のあるやっちゃなあ、と思えるか、 それともなんと頭の固い男だというか、 どっちにもとれますね。そこが面白いんです。 こう言われたときのパバロッティさんの 憮然とした表情が眼前のごとくに浮かんでくるが、 この後パバロッティさんはどうしたんだろう。 どこか別のホテルに泊まったんだろうが、 そこでは「身分証明書を」なんて 言われなかったんですかね。 でも日本ではホテルに泊まるのに いちいち身分証明書なんかの提示を求められるかな。 私は2年前に娘のいたイタリアのシエナに 1週間ほど泊まりましたけど、 そんなことはなかったな。 いや、待てよ、パスポートの提示を 求められたかもしれない。 ま、イタリアでは有名人だろうとそうするのが 常識なのかな・・・・・ 日本のタレントというか、 著名な芸能人がテレビ局の入り口でガードマンに 阻止されて「お前はオレを知らないのか!」と 怒り狂ったという話しはよく聞く裏話だ。 パバロッティさんとは違う。 私も何回か新人君に阻止されたことがありますが、 正直言っておいおい、ちゃんと教育をしといてくれよ、 と言いたくなります。 でも、そういうときこそ冷静に 「上の人を呼んで下さい」と言うことにしています。 知らない、と言うことは それ以上どうしようもないわけですからね。 ここで外出なので保存をかけて・・・・ 夜11時帰宅。 もう一つ、「ことば・ワールド」から 今や全米、世界中の目が集まっているフロリダ州 パームビーチ郡の住人の言葉。 「私達はもうろくしていないし、間抜けでもない。 年寄りだ、無知だと言われるなんて、 もう許せない」 この言葉の主は民主党のゴア候補に投票しようとして 投票用紙を見間違え、他候補に入れてしまった女性。 ナタリー・カンターさん(71)。怒っていますね。 これは日本にいては分らないんでしょうが、 今回ゴア候補が敗れるとしたら、 こういう投票用紙の見間違いに起因する投票が 決め手になるんでしょうから、 全米から相当のプレッシャーがかかっているんでしょうね。 負けたらあんたらのセイだ。 やっぱり年寄りは困ったもんだ、もうろくしてるから、 なんて・・・ で、ついにそのお年寄りが反発したんでしょう。 てやんでー、べらぼうめ、 オイラたちゃそんなにもうろくしてないんだぜ。 投票用紙の作り方が悪いんだよ。 アメリカの高齢者は結構発言権を持っているんですね。 日本もこれから高齢社会を迎える。 高齢者がマジョリティだ。 俺たちが社会を仕切るんだい。 そのぐらいの気概を持って生きていきたいな、 とこれはこれから高齢者の世界に 足を踏み入れる私の感想です。 では今日はお休み。 また明日・・・・・ |
2000-11-29-WED
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