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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第281回

ほぼ日編集部様

10月22日のニュースから

さすがに疲れました。朝からインタビューをやって、
番組ふたつはやはりきついですね。
帰宅したら1時半を回っており、もうダウン寸前。
でもいつものように開いたメールボックスには、
編集部から転送されてきた
読者の皆さんのメールがどっさり。
お前、このまま寝るんじゃないぞ!と言わんばかりの、
励ましのこのメールを前にして、
そりゃあこのまま寝るわけにはいきません。
ちょっとだけ何とかします。
今日は予想通りダイエーが圧勝。
巨人は何だか他所行きの試合をしているって印象です。
ダイエーがシーズン中と同じ普段着野球をしているのに、
巨人はぎこちない野球ばかりやっている。
バントは失敗するは、不必要な前進守備で2塁手、
仁志とセンター、松井は平凡な打球を
ヒットにしてしまいました。
どうしたんだろう?
いつもの野球をやればダイエーには
なかなか勝ち目はないと思っていたんですが、
これで面白くなりましたね。
でも下手すると、巨人4連敗・・・
なんてことはないですよね。
長嶋采配がシーズン中に輪をかけておかしい。
ぎこちない。
今日の9階裏ツーアウトで、代打マルチネスでしょう。
こんなところにマルチネスを出されても
ダイエーは痛くもかゆくもない。
もっと効果的な使い方が今日も昨日もあったはずですばい。

なーして、こげん長嶋さんは
窮屈な試合ばしよんなさるとじゃろうか、
ち思いよりましたら、こげな記事にぶつかりました。

「中内オーナー興奮 渡辺さんはムカッ」
(毎日新聞社会面)
巨人ーダイエー戦の初戦をネット裏で観戦した
ダイエー・中内功オーナーと巨人・渡辺恒雄オーナーの
試合後の表情は対照的だったそうだ。
そりゃあ当然でしょうが、
中内さんは興奮のあまり王監督を熱い抱擁で
迎えたそうだ。
で、
「王監督の勝ちパターンだったね。
 最初はヒヤヒヤしたけど計算通りの試合になった。
 でもニエベスはあんなに大きいのを
 打たなくてもいいのにね」
と終始相好を崩しっ放しだったと毎日は書いている。
これに対し、渡辺オーナーはというと、
「すべては槙原だよ。
 2点取られるまで使ったのはバカだ。我慢ならん」
これって、長嶋監督は
バカだと言っていることじゃないですかね。
いやそうだ。
槙原が2点取られるまで使ったのはバカだ、
と言っているわけだから、
これは槙原を2点取られるまで使った
長嶋監督本人への暴言だ。
オーナーがどれほど偉いか知りませんが、
ちょっとあんた、そりゃあ言い過ぎじゃないの。
まわりの誰も忠告はしないんですかね。
監督采配にオーナーがここまでくちばしを入れ始めたら
試合はメチャクチャになっちまいますぜ。
今日の巨人の試合運びがギクシャクしていたのは
きっと監督が今日の新聞でオーナー談話を見て
意識した結果じゃないでしょうか。
これは私の深読みかもしれません。
でも、私の直感は人のいい長嶋さんが
気を使ったせいだと思います。
4連敗したら敗戦の責任のなにがしかはこのとんでもない
暴言オーナーにあるということをここで言っておきます。

あーあ、もうエネルギーが切れましたので寝ます。
また明日・・・・・

2000-10-23-MON

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