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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第1158回

ほぼ日編集部様

7月20日のニュースから

大学の試験の監督の仕事って大変でしたよ。
私たちの頃にあんなに緊張した
雰囲気の中で試験受けてたっけ?
学生が必死に問題に取り組んでいるのを
眺めながら昔を思い出していました。
もっとも、私はほとんど勉強らしい勉強は
してませんので
試験のシーンも何にも浮かんでは
こないんですばってんがねえ。
さて、このお休みの間に
渋谷の小学6年生が監禁される事件や
辻元清美元議員が逮捕される事件など
色々ありましたねえ。
辻元議員の報道については
やはり何か違和感がありますね。
確かに政策秘書給与という
国民の税金から支払われる
税金の使い方のルールを逸脱しているのは
事実でしょう。
これまでの報道では
それを彼女は別口座にプールして
事務所の経費や政治活動に
使っていたそうですねえ。
彼女がもしこれを個人的なことに
使っていたというなら別ですが、
彼女なりに政治活動のために
工夫した使い方をしていたというなら、
税金を払っていた国民からすれば
別に損害感はあまりないんですね。
勿論交通違反・・・・例えばスピード違反で
誰に迷惑をかけていなくても
違反は違反として
取り締まりの対象になるように・・・
といえどもルール違反は違反でしょうから、
警察の調べの対象になるのは
仕方がないのでしょう。
しかし、国民の側から
損害感という観点からだけ見ると、
例えば、日本道路公団の
藤井総裁のやってることの方が遥かに大きい。
そうした巨大な国民への迷惑には
目をつぶっている警察・検察については
問題にすることなく、
ルール違反行為をさも大犯罪のように
書き立てる新聞の記事はどうしたもんですかねえ??・
記事の書き方が如何にも警察の捜査側の
目でしか書いていない。
私も経験がありますが、警察を取材していると、
いつの間にか警察は正義の味方の様な
気分になってしまうんですよね。
警察の調べの方向に沿って
記事が書かれてしまいます。
この辺はまだ経験の浅い記者には難しいんでしょう。
さあ、これで今後の焦点は
同じような構造の秘書給与疑惑を抱える
田中真紀子元議員をどうするのか??
という問題ですね。
こちらは検察が担当していますが、
新聞にはチラホラ
「彼女のケースは政策秘書の勤務実態があったから、
 辻元のケースとは違う・・」
と、いかにも免罪するかのような
記事が散見されています。
どうやらこちらはすり抜けてしまいそうですねえ。
でも、国民の側から言えば、
曲がりなりにも政治活動に使われた秘書給与と、
一企業にプールされてしまった秘書給与と、
どちらが問題かは明らかですよね。
新聞記者も警察の立場で書くのではなく、
常に税金を払っている国民の立場で
問題を捉えてほしかですねえ。
暫くはそげなこつば考えながら見ていきまっしょう・・・

あれっ? 11時の更新時間を過ぎてしまった。
ごめんなさいねえ、編集部のみなさん!!!

ではまた明日・・・


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2003-07-21-SUN

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