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第1075回
ほぼ日編集部様
3月27日のニュースから
これは面白いねえ・・・・
意外性があるよ。
ええっ、ホント???
というぐらいにね。
朝日新聞27日の夕刊一面に3段見出だけど、
写真付きなので結構目立つ記事です。
「大統領、揺らぐ足元
ブッシュ氏所属教会『反対』」
ブッシュ大統領といえば
歴代のアメリカ大統領の中でも
キリスト教の信仰が篤いことで知られている。
9.11事件以後は特に演説の中にも
度々「神」を引用するし、祈りを捧げる。
だから教会にも熱心に通うものだと思っていた。
実際にも教会には行くんだと思うけど、
この記事によると、ブッシュさんの所属する
プロテスタントの教派、メソジスト教会の指導部が、
なんとブッシュさんの進めるイラクとの戦争には
反対しているんだそうだ。
記事によれば、ブッシュ大統領が
19日夜に開戦を宣言して24時間以内にこの教派、
メソジスト教会の指導部は次のような声明を
発表したそうだ。
「イラクへの先制攻撃を深く悲しみ憂う。
この侵攻は米国の新しい軍事政策を意味する。
世界の人々は、この戦争の正当性をめぐり
意見が分裂したままだ」
へえー、知らんかったなあ・・・
アメリカでもかなり大きい教会の幹部が
こんな声明を出していたとは・・・・
この声明の中にある『侵攻』という言葉は
元の言葉は何だろうか?
つまり英語ではなんと表現しているのかしらねえ。
『侵攻』か『進攻』か。
朝日新聞の記事では『侵攻』の方を取っている。
こちらは侵し攻める、
つまり侵略のにおいがする言葉ですよね。
たとえば1991年の湾岸戦争の時は
イラク軍がクウエートに「侵攻」したと表現された。
これに対し正義の戦いを挑んだことになっている
アメリカ軍を中心とする多国籍軍が
イラクに攻め入ったときは「進攻」と表現された。
決して「侵攻」ではなかった。
これはまた後ほど原文を見たいと思います。
あ、またアメリカ在住の読者の方のご協力が頂ければ
幸いです。
で、記事に戻りますが、朝日新聞の記事によれば、
ブッシュさんが所属するメソジスト教会の
ロバート・エドガー師は
アメリカ国内の36の主要なキリスト教派でつくる
「全米教会協議会」の代表でもあるんだそうで、
ますますブッシュさんと彼が信じてやまない
キリスト教との関係は
いったいどうなっちょるんじゃろうか?????
私でなくても不思議に思うとでしょうが・・・
実はこの協議会は、
イラクとの戦争が避けられないという
空気になりつつあった1月末、
大統領宛てに次のような書簡を送ったんだそうだ。
「直接お目にかかって、
米国が直面する道義的な選択肢について
メッセージをお伝えしたい」
ところが、大統領、
これをシカトしたのかどうか知りまっせんが、
結局面会は叶わなかったという。
実はこの記事の上に3段組の写真が載っている。
牧師さんが警官に逮捕されているシーンだ。
キャプションはこうなっている。
「26日、ホワイトハウスに隣接する公園で
イラク戦争に抗議中、
立ち退きを拒んで逮捕された
メソジスト教会の牧師=ワシントンで、AP」
これはかなりショッキングな写真ですよ!!!
これまでブッシュ政権の正確について
「ネオコン」「キリスト教原理主義」というようなことは
よく聞かされるんだけど、
肝心のプロテスタントの各教派がこういう態度を
明確にしているとは知らなかった・・・
うーん、アメリカはやはり懐が深いですねえ。
それにしてもブッシュさんはこういう反対をも
強引に引きずりながら戦争へと突っ走ったんだと思うと、
やはり、じゃあ、その原動力は何だったのか?
改めて疑問が湧いてきますよねえ。
また明日・・・・・
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