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第1055回
ほぼ日編集部様
3月6日のニュースから
朝日新聞の国際面にこんな小さな記事が。
「イラクに兵器廃棄させ、
攻撃とは まるでワナだ
ベルギー外相が仏紙に懸念表明」
うん、実は私も前からこのポイントは
おかしいなと思っていたことなんで、
ほーようやく言う人が出てきたかという気持ちですばい。
国連の査察団がイラクの兵器をドンドン調査し、
ミサイルが射程150キロの所を
ちょっと越えたからといって廃棄に追い込んでいる。
で、一方では米英は攻撃するぞ!
と20万に達する軍隊を周辺に配備している。
これじゃあ、まさしく大坂城の外堀、内堀を言葉巧みに、
脅しも加えてやらせておいて、
結局は難癖付けて攻め落とした
徳川家康の手法と同じじゃなかですかねえ。
だまし討ちですたいね。
このベルギーの外相は
今のイラク情勢のおかしさを衝いている。
朝日新聞によればベルギーの
ミッシェル外相はこう言ったそうだ。
「イラクに兵器の廃棄を要求して、
なおかつ攻撃をしかけるのは、
わなにかけるようなものだ」
記事によれば、同外相はイラクの武装解除について
「簡単だ。査察団にもう少し時間を与えるだけで十分」
と国連の査察の役割を評価。さらにこう言っている。
「イラクには
『査察を求める国連決議を順守したら、
攻撃されない』
と明確に知らせるべきだ。
なのに、フセイン大統領に
プレッシャーをかけたいがために、
兵器を廃棄したら
どういう利点があるか誰も言おうとしない」
さらにこうも言っているそうだ。
「ある国は、イラクが武装解除しようがしまいが、
体制を変えたいと思っている。
国連決議に反する二枚舌だ」
今、
「ブッシュの戦争」(Bush at War)=日経新聞社=
という本を読んでいる。
あの「ウオーターゲート事件」を暴いた
ボブ・ウッドワード氏の書いた最近作だが、
克明に取材された
ホワイトハウスの内側の物語を見ていくと、
イラク攻撃が相当早くから準備されていたことが分かる。
それもある特定の人物の
かなり強い思い入れで引きずられて行く様子が出てくる。
ベルギー外相の言うように、
アメリカは何があろうと
イラクを攻撃したいんだなあということですね。
ニュースの焦点はもはやいつ米英軍が攻撃を始めるか、
その予想で盛り上がっている。
その陰で多くの人命が失われることにはもはや
誰もが目を塞ごうとしている。
これってヘンじゃない?????
また明日・・・
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