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第1044回
ほぼ日編集部様
2月23日のニュースから
どうやらイラク攻撃の大きな節目が
3月7日になりそうだ。
ブリクス委員長が査察で生じた
30数項目の疑問を列挙して
イラク査察の最終評価にするようですね。
アメリカとイギリスは今週というより今日24日にも
武力行使のための新決議案を提出、
7日のブリクス委員長報告を待って
国連安保理での採択へ突入する方針だという。
安保理15カ国中9票の賛成票がなければ
新決議案は採択されないというが、
今アメリカが賛成票を見込めるのは、
米、英、スペイン、ブルガリアの4票、
反対は仏、中国、ロシア、独、シリアの5票。
問題は「ミドル6」と呼ばれる中間票だ。
23日の毎日新聞にこういう記事が出ていた。
「安保理新決議案 『ミドル6』票焦点に
米英、支持獲得に躍起」
この記事で見ると、「ミドル6」というのは
態度がはっきりしない安保理のメンバー6カ国。
毎日新聞の上村幸治ニューヨーク支局員の記事では
この6カ国とは、
アンゴラ
チリ
ギニア
カメルーン
メキシコ
パキスタン
このうちアンゴラとチリは
上村記者の判断ではどうやら
英米サイドに傾いているようだ。
ギニアとカメルーンはフランス寄り。
メキシコとパキスタンは今もって不明だという。
英米が安保理で多数派になるためには
ミドル6から5票を獲得しなければならない訳で、
この分析だとかなり難しそうだ。
しかも、安保理で9票取っても、
安保理の常任理事会で
どこも拒否権を使わないという最後の足かせがある。
今のままだと、
フランス、中国、ロシアは武力行使に反対しており、
これもなかなか難しそうだ。
と、なると国連の一応の手続きはやるけど、
埒が明かないと見るや、
国連決議抜きで米英にオーストラリアの3国で
3月中旬から下旬にかけて
一気に武力攻撃を始めてしまう可能性があるようだ。
その時、日本はどうするんだ?????
さて、23日の朝日新聞に興味深い記事が出ていた。
あまり目立たないが、こういうものだ。
「『国連決議なく開戦なら辞任も』
IAEA事務局長 査察継続アピール」
エルバラダイ IAEA事務局長はドイツの雑誌
「シュピーゲル」とのインタビューで
国連の決議なしで対イラク軍事行動が始まれば、
事務局長辞任の「可能性を否定しない」と語ったそうだ。
スゥエーデンの元外相のブリクス委員長と
エジプト人のエルバラダイ事務局長。
戦争かどうかの行方に関わる二人の国連幹部。
結果はどう出るのだろうか?
ではまた明日・・・
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