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第1036回
ほぼ日編集部様
2月15日のニュースから
イラク情勢に関係ある記事を見ていると、
ええっ!と驚くような記事に
時折ぶつかることがる。
これなどはその典型だった。
14日付けの毎日新聞夕刊3面に
ベタ記事なんだけど、
現在、国連で展開されている
イラク攻撃の是非が
こんなところにも波及しているのか!?
と仰天したと言っていいほどだ。
「米との合同演習 タイが中止示唆 イラク単独攻撃をけん制」
この見出がまず驚かせてくれる。
タイなんて一見イラク情勢に
なんの関係もないように見える。
それにタイといえば、
アジアの中ではベトナム戦争以来
アメリカにとっては前線基地であり、
友好国なはずだ。
真っ先にアメリカのイラク武力行使に
賛成してもいいはずの国だ。
それがですよ、この記事によれば、
こういうことになっているというのだ。
記事を正確に引用しておこう。
「タイ国軍最高司令部のビサヌ中将(報道担当)
は13日夕、記者団に対して、
国連安全保障理事会の決議なしに、
米国が単独でイラク攻撃を行えば、
【米軍との協力関係の見直しもありうる】
と語り、場合によっては、
5月に予定されている
東南アジア最大規模の
米・タイ合同軍事演習【コブラ・ゴールド】
中止の可能性を示唆した」
記事によれば、
タイはベトナム戦争時から
米軍と軍事協力関係にあるという。
82年に始まったコブラ・ゴールドは
現在では多国間軍事協力の場になっており、
昨年からは東南アジア諸国だけではなく、
中国、ロシアなど計18カ国が
オブザーバー参加したそうだ。
今回のビサヌ中将の発言は、
米国の対イラク強硬姿勢が、
こうした多国間協力を難しくしているという
認識を示したもので、
その結果米軍のアジアでの
地域安全保障戦略が
揺らぐ可能性も出てきたという。
同中将はこう言っている。
「米国がイラク問題で
安保理に反する行動を取った場合、
実施の是非を再考することになろう」
記事はこれだけだ。
しかし、ここには今の世界の情勢が
見事に出ているようだ。
14日〜15日世界中で
反戦というか反米運動の
デモンストレーションが行われた。
ブレアー首相がアメリカのしり馬に乗って
イケイケどんどんになっている
英国が1番でデモ参加者の数が多くて、
50万人とCNNの現地からの
中継レポートは言ってました。
世界中で600の都市で
1000万人の人々がデモに参加して
反戦の意思を示したようだ。
これはどこでもベトナム戦争以来と
言う但し書きが付いていましたが、
今回の世界規模の反戦デモは
実に歴史に残るものではないかと思いますね。
もしこれでアメリカがやるぞ、やるぞ!
と10万人を超える軍隊を
現地に送り込んでおきながら
何も出来ないと言うことになれば
ブッシュ大統領は大恥をかくでしょうね。
今回のことは何もイラクを助けよう
というのではないような気がします。
アメリカ、就中ブッシュさんという
それほどおつむがおよろしくない人が一人で、
または一国でいきり立ち
世界の他の国のことには耳を貸さず、
多くの住民が死んでしまう
戦争へ突っ走ってしまうその姿勢に
危うさを感じているんだと思いますよ。
ブッシュさんには世界中の誰もが
笑いの対象としては見ていますが、
尊敬の念は誰ももっていないようですね。
信頼感とか品性とか、
そういうものが感じられない指導者には
やはり今度のように世界中の人々が
不信の旗を揚げるんですね。
アメリカ国内でもそうでしょう。
もしこれでアメリカが本当に
イラクとの戦争に突っ込んでしまったら
戦後はひどいことになると思いますよ。
それなのに川口アホ大臣は
国連決議なくてもアメリカを支持する
なんて表明していて、本当に情けない。
タイ国軍のビサヌ中将の爪の垢でも
飲ませてやりたいくらいだね。
日本は北朝鮮問題があるから
ここは何としてもアメリカ側でやるしかない
と言うんでしょうが、
それならそうと国民にキチンと
説明したらいいんじゃないでしょうか。
こういうのもありますよ。
14日の毎日新聞2段見出で。
「公明党 政府の【攻撃支持】容認 対イラク 新決議なくても」
いやはや平和主義で
日本の戦後をリードしてきた
公明党までが与党になってからというもの
かつての自党の政策を簡単に
かなぐり捨てるのはなんとも情けないし、
やり切れないんですね。
幹部はしょうがないけど、
公明党を底辺で支えている
創価学会の庶民の人々は
どう思っているのかしらねえ?????
戦争やれば多くの罪のない人々が死ぬんですよ。
サダム・フセインととその仲間だけが
死ぬだけなら自業自得って言えるかもしれませんが、
女性や子供老人などフセインとも
軍隊ともなんら関係のない人たちが
確実に何万人と死ぬことになるんですよ。
それでも創価学会はそういう戦争を
肯定するんでしょうか??
聞いてみたい?
本当に聞いてみたい。
池田大作さんに聞いてみたい。
あなたは昔から平和主義者だったでしょうに。
ノーベル平和賞はこういうときに
一定の力を発揮してこそ
付いてくるんではないでしょうか??
15日の夕刊は国連で行われた
追加報告の関連記事でいっぱいでしたが、
毎日新聞の夕刊2面にこんなベタ記事が。
これもどうよ??
と思う記事だ
「【状況証拠的にイラク真っ黒】自民党幹事長」
自民党の山崎拓幹事長は15日、
福岡で行われた講演会で
「大量破壊兵器の存在については、
状況証拠的に言うと真っ黒の状態だ」
と述べたそうだ。
この記事のページの大半には
ブリクス委員長とエルバラダイ事務局長
二人の追加報告の詳細が掲載されている。
これを私は何度も熟読吟味したが、
山崎幹事長のような
「状況証拠的には真っ黒」
などという結論は出てこなかった。
だからこそ世界の大半の国では
査察継続に賛成したんじゃないだろうか。
世界中の反戦運動の高まりも
そういう事情を反映しているんでしょう。
それなのに日本の最大与党の
幹事長ともあろうものが
これぐらいのお粗末な認識で
政治をやろうというのだから、
困ったもんだ。
これは私の直感だけど
山崎さんは国連での報告の詳細を
読んでいないんじゃないだろうか??
読んでいたらご免なさいだけど、
なんかそういう気がするよ。
長くなったなあ・・・・
じゃあまた明日ねえ・・・
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