バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。
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「『スポ根』が
 似合わなそうなフランスで
 あの日本のスポーツが?!」

 
     

バブー

ボクの相棒、まりこちゃんがね、
フランスには「チームプレイ」とか
「スポ根魂」とかそんな言葉は
似合わないなあ‥‥。
って、よくつぶやくんだ。

とのまりこ

そうそう。
例えば、泣いて笑って、
高校生活の全てをかけた学生達の
熱い戦い・甲子園、とか。
鬼コーチに倒れても倒れても
アタックを打ち込まれる
バレーボール漫画、とか。

自分の生活の全てを懸けて、
スポーツや文化活動などクラブに
夢中になるみたいな日本の文化って
フランスにはないなあと
常々思うのです‥‥。
(どちらかといえば個人社会なので。)

だからフランスって、
「魂のこもったタスキをつなぐ」といわれる、
「駅伝」みたいなスポーツ、
ないなあ。
見ないなあ。
あったとしても苦手だろうなあ。

日本はお正月の国民的イベントのひとつ、
というくらい人気スポーツで、
結果だけではなくて様々なドラマが生まれ、
それがニュースとなり番組となる、「駅伝」。
フランスじゃ、ああいう
スポーツの感じ、ないなあ‥‥。

と思っていて、
つい1週間前も
そんなことを考えながら歩いていた
メトロのホーム。

とある広告を一瞬通り過ぎた後、
「むむむ???」
となんだか脳が反応する言葉が?!

戻ってみると、
なんとすごいタイミングでしょう。
「フランスで駅伝はないな。」
と考えていた私の目の前に

「EKIDEN」

という文字が!

バブー
なんとなんと。
第1回の「パリ駅伝」が
11月3日に開催されるという
広告だったんだ。

結果的に225チームが参加したという
この第1回の「パリEKIDEN」大会。
4人チーム(1人10.5km、
最後の人は10.695kmを走る)か
6人チーム(5.25kmと10.5kmを交互に。
最後の人は5.445kmを走る)で参加という
ちょっと面白いスタイルだよ。

とのまりこ
調べてみると、フランスの地方では
「EKIDEN」という大会が
開かれることもあるようです。

しかしまだまだ知名度が低い、
「駅伝」というスポーツ。
駅伝のスタイルを説明する広告つきで
ついにパリでも第1回の大会開催となりましたが、
さてさて、フランスで「駅伝」は
人気になっていくのでしょうか?!

バブー
ひたすらどこまでも何時間でも
歩き続けるさんぽ大好きな、ボク。
来年は駅伝チームの1人として
エントリーしちゃおっかなあ〜。

 

2013-11-12-TUE


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