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ほぼ日事件簿・こんなことでした

第21回(2月22日の暮らし)
メイクカフェに行ってきた!

「ねえねえ、こういうのがあるんだけど君行かない??」

これは、ただのナンパ文句ではありません。
春休みになって落ち着いた私は
なんと鼠穴で「小間使いバイト」を
始めさせていただいたのよー。
「小間使いさん」と呼んでください。

月曜のとあるある日。
4階のダーリン部屋での一コマでした。
タイトルの『こういうの』っていうのは、
ビジネス街なのに最近じゃんじゃん活気帯びてることで
有名な丸の内に「メイクカフェ」っていうのが
出来たらしいってことです。
資料を見せていただきましてぇ。
なんでも、お化粧品がたくさんあって、
それを使ってメイクアップしつつ、お茶出来る
っていうまさに名前の通りのメイクカフェなのですわ。
19歳春真っ盛りの乙女ゆーないと、
やはやはりお化粧にも興味があるお年頃。
「ほうほう、行ってみたい」
そんなこんなで未熟者さん代表として
取材させていただく事になりました。
ホント、ドキドキわくわく
『はじめてのおつかい』気分よ。

で、自分なりに「メイクカフェ」とはなんぞや。
どういうものぞや。
と考えてみたわけですよ。
まずね、聞いて
「それ新しいねえ」と思った。そりゃあ新しいわ。
けど、おしゃれなカフェの壁にズラーーーーーーっと
マニキュアやら口紅、かわいい化粧品が並んでて、
いい女系の人たちがお茶しながらふと立ち上がって、
マニキュアとか選んで席に戻ってきて、
「あいつ最近冷たいんだけどぉ〜〜」
「マジでぇ??」
グチとか言いながら爪にマニキュア塗って
自分の指を「ふーふー」吹いたり、
口紅つけて唇を「ぱっぱっ」ってやったり。
そんな感じぃ??
でもさ、そんなんだったら
ガッツリ口紅した後、ティーやら飲めないし、
半乾きの爪のままじゃあカップうまく持てないで、
カップひっくり返して大惨事。
イイ女が台無しよ。
それともー、メイクする前にガブガブ慌てて飲んで、
「よし!」って言って
張り切ってメイクしたりするのかなあ???
あたしが想像するのはおまぬけな事ばっか。
でも、どうなんだろーーーーー。
まあ楽しみだわあああ。
どうしよう、キャラ違いにめためたかわいくキュートに
それでいてゴージャスになっちゃったら・・・。
はあ、どうしましょ。
丸の内のリーマンたちが放っておかないよ???

そんな事思いつつもう一回資料を見てみたら、
「世界中から厳選したNAILとLIPを揃えるカフェ。
(中略)
ウェイトレスがエスコートする真っ白なテーブルで
メニューを見ながらデザートを選ぶようにして
ショーケースから、
自分好みのブランド、カラーをチョイスして
ウェイトレスにオーダーする。
(中略)
そして、コーヒーの香りを楽しむかのように
自分の色を楽しんでください。」
ですってよ!!!
うまいこというね。
あ、でもマニキュアとリップしかないのか・・・。
じゃあ豹変ってわけにはいかないんだ・・・。
ちょっと残念。
けど、なんだかおしゃれじゃない??
いいーんじゃない???
じゃあじゃあ!!!
ちょいと自分でメイクして行こうかなー
なんて色々考えみたのです。

それではいってきま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っすっと。
でじゃでじゃ。

2001-02-27-TUE

TORIGOOE
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