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ほぼ日事件簿・こんなことでした

第16回(10月18日の暮らし)
日本のジャン・コクトー?来鼠!




フレンチパーカ発売初日で忙しいながらも
なんだか楽しい夕暮れ時に
日本のジャン・コクトーこと、
パンチユーホーさんが鼠穴に遊びにやってきました。
「パンチユーホーって誰よ?」
「東京牛パラダイスオーストリアのボーカルのさぁ」
とこれは伝わらない説明でした。(スマヌ)
『小判鮫ラジオ』のニセピカチュウとして
出演していたあのお方です。
結構、長いつきあいなんですけど
未だにぼく(ROCK西本)は
この人をきちんと紹介できなかったりするんだよなぁ。
なんでも今日は
「渡したいものがある!」
のだとか。
「何よ、教えて?」
と訪ねると、
「鼠の絵を書いたから、糸井さんに渡してくれ!」
とのこと。
吉本興業の中でもカルト芸人というジャンルに
カテゴライズされているパンチさんは
最近、勝手に日本のジャン・コクトー?と
名乗り、絵を書きはじめていたりするのです。
これまた最近、オープンしたホームページでは
(http://www.punchufo.com/)
その作品を披露してたりもします。
彼のホームページでその絵に出会ったdarlingは
いたく彼の絵を気に入ってしまい、
思わず掲示板に書き込みをしてしまったのだとか。
これに気を良くしたパンチ画伯は
鼠穴ということで鼠の絵を書いて、
わざわざ額にまでいれて持って来てくれたのです。
(焼き芋の差し入れもいただきました!)
(註:握手している写真)

darling やっぱり名前にジャン・コクトーってあることは
     影響受けたわけ?
     
画伯   いや、これがあんまり知らないんです・・・

darling えっ?そうなの。
    (絵を見ながら)いいねぇ、
     この後ろ足なんか足じゃないもん。
     う〜んいいなぁ。
     
画伯   絵でほめられたのはこれが初めてですよ。

darling これはだれもマネできないよ。
     マネ出来ないっていうのが大事。
     
コメント事体は褒めてんのか突っ込んでいるのか
わからないが、かなり気に入っている御様子。
「よし、これは2階の会議室に飾ろう!」
ということでこれから鼠穴で会議をする度に
もれなくパンチ画伯の作品が拝めることになりました。
鼠穴にこられたお客さんはどう反応するのか
それはそれで楽しみだなぁ。



ジャン・コクトーの影響がどこにあるかどうかは
わからないけど、とぼけた可愛さがあるよねえ。
これから何か書いてもらおうかなぁ。
ちょっと考えてみよう。
もしかすると、パンチ画伯の絵がほぼ日を飾ることが
あるかもしれません。

(パンチ画伯の作品が見たい人はここをクリック)
http://www.punchufo.com/


2000-10-19-THU

TORIGOOE
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