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じゃらんさんと一緒につくった
名水スポットガイドを持って
水を汲みに行ってきました(前) |
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2010.05.08 |
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ほぼにちわ、です。
みなさま、ほぼ日手帳のオプションとして
じゃらんさんと一緒につくった
「名水を汲みに行くにょだ~♪
日本の名水スポット情報30」は
ご覧いただけましたでしょうか?
日本全国津々浦々の名水スポットが
載っているこの小冊子。
手帳と一緒に買ってはみたけど、ざっと眺めただけで
どこかにしまっちゃったというあなた!
「行ってみたいとは思うけど
出かけるのはちょっとおっくうで・・」
なんていうあなた!
そんなあなたのためにほぼ日乗組員が
実際に名水スポットに行ってまいりました!
目指すは都内からもほど近い神奈川県の「護摩屋敷の水」。
丹沢の山の中に湧き出る名水です。
メンバーはオトヤ、ぐっさん、田口の3人。
バレーボールをやっていた、富士山に登ったことがある、
海の近くに住んでいるという
「なんとなくアウトドアっぽいんじゃない?」
みたいな理由でなんとなく選ばれた名誉ある3人です。
さあ、なんとなくアウトドアっぽい3人は
無事に名水にたどり着けたんでしょうか。
早速レポートしたいと思います。
▲ドライバーはオトヤ。
運転を頼まれたらいやとは言えない体育会系。
「神奈川っすか? 余裕っすよ。」と
はるばる埼玉から愛車オデッセイで参加。
▲最近アウトドアに目覚めつつあるぐっさん。
オトヤの車になぜかあった
エスパー伊東のサインを見つけた瞬間のあきれ顔。
▲目指すはあの山の上の方だ!
と、山道に入ろうとした矢先。
不穏な電光掲示板を発見しました。
▲え?
不安にかられた3人は
念のためもう一度電光掲示板を確認します。
▲ええっ!
‥‥‥。
見間違いではありません。
この先が凍結でスリップ注意です。
まさかこんなことになっているとは
まったく予想していなかった3人。
スタッドレスタイヤなんてはいていませんし、
チェーンも持っていません‥‥。
しかし、ここまで来た以上、行くしかありません!
行けるとこまで行きましょう!
危なそうだったら引き返しましょう!
だって今朝は5時に起きたんだもの、
埼玉からわざわざやって来たんだもの。
3人は不安におののきながら山道を進みます。
▲ぐねぐね道をひたすら登る。
どこから凍結するんだろうと不安でいっぱい‥‥。
あっ! どうやら見晴らしのいい場所に出たようです。
▲こんな山道に自転車で来ているかたも!
「いやー、登ったねぇ」とご満悦の二人。
が、まだゴールではありません。
▲男子は高いところが好きです。
眼下に広がる相模湾。
ちょっと霞がかっていますが、
目を凝らすと右側に伊豆半島、左側に江ノ島が見えます。
▲えっのしぃまぁが見えてきたぁ~♪
いやー、いい景色です。
こういうところだからこそおいしい水も湧いてるというわけですね。
なんだか急にわくわくしてきました、
ああ、こんなところでのんびり休憩している場合ではありません。
じゃあ、そろそろ行きましょう‥‥、
ってオトヤさん!なに買ってんですか!!
▲いつの間にか屋台でたこ焼きを買っているオトヤ。
▲「いやー、サービスエリアでは
必ずなにか買うことにしてるんすよ。
おすすめは海老名と談合坂っすかねー。」
ってここはサービスエリアではありませんし、
高速道路でもありません。
鉄は熱いうちに打て、
たこ焼きは熱いうちに食べろ、というオトヤのモットーにもとづき、
先を急ぐ身ではありますが、近くの展望台にのぼって
しばしのたこ焼きタイム。
▲ぱくっ、おっ!
▲ぱくっ、ほー!
▲ぱくっ、あっ、うまい!
さすがはなんとなくアウトドアっぽい3人。
食事に時間をかけません、すぐさま完食。
たこ焼きはダシがきいててけっこう本格的な味でした。
こんな山の中でおいしいたこやきに出会えるとは。
思わぬ収穫でした。
さあ、小腹も満たせたところで護摩屋敷の水にむかって
ふたたび出発しましょう。
▲山はどんどん深くなっていきます。
道もどんどんぐねぐねしていきます
▲おや?!道ばたになにやら白いものが‥‥。
▲あれ?どんどん増えてくる‥‥。
「こ、これは、あれですね‥‥。」とつぶやくオトヤ。
▲「こ、これは、あれですね‥‥。」
▲オトヤの頭の中の映像を特別にお届けします。
どうやらついに来てしまったようです。
雪です、凍結です、スリップ注意です。
オトヤさん、ちょっとスピードを落としましょう‥‥。
▲みるみるうちに窓の外は雪景色。
水汲みというよりはスノボに来ているみたいです。
スリップに注意しながらゆっくり進むオデッセイ。
さいわい道路はほとんど凍結しておらず、
車で通っても問題なさそうです。
しばらく行くとヤビツ峠というところに到着。
標高は761m、看板によると国定公園だそう。
電車で来る場合はここまでバスで来て、あとは徒歩になります。
「ここからまだ1.5kmもあるんだって、車で来てよかったー」と
30を過ぎた男たちは口々に言い合います。
▲看板の前で記念撮影、パチリ。
ふたたび車に乗り込み、
ヤビツ峠を出発して5分ぐらいたったころ‥‥、
あっ、看板を発見!
▲ポイ捨ての看板の方が目立っちゃってます。見逃し注意!
護摩屋敷の水まであと100mみたいですね。
そろそろ車を降りて歩いてみましょう。
すこし歩くと車がたくさん停まっている場所が。
どうやらこの先に護摩屋敷の水があるようです。
▲10台ぐらいは停まっていたでしょうか。
荷台にはポリタンクや段ボールがたくさん積んであります。
あっ、あった!ここが護摩屋敷の水です!!
▲そこにはすでに大勢の先客が。
まだ朝なのに、雪が積もってるというのに、
こんなに人がいるなんてすごい人気ぶり。
みなさんご覧いただけますでしょうか、
この石の真ん中から湧き出ているのが護摩屋敷の水です。
▲真ん中から湧き出た水が、四方のパイプから流れ出ています。
人ごみをかきわけ、さっそく水を汲みにかかるオトヤ。
▲左手はそえるだけ。
▲わかりますでしょうか、この水のきれいさ! さすが名水!
あまりにきれいなので、
水が湧き出る様子をスーパースローの動画でご覧ください。
いやー、きれいですね。
とうとうと流れ出ておりますね。
というわけで、
雪やスリップ注意の困難にも負けず
護摩屋敷の水、ゲットしました! やったー!
▲無邪気によろこぶ30代男性。
本来ならすぐさま飲んでみたいところですが
この水は煮沸しないと飲めません。
なので近くのキャンプ場を借りて水を煮沸し、
できあがったお湯でコーヒーをいれることにしました。
名水でいれたコーヒーを空気のおいしい山の上で飲む。
都会ではたらく3人にとっては
とんでもなく贅沢な時間になるはずです。
さあ、はたしてちゃんとおいしいコーヒーは
いれられるのか?!
明日更新の後編へつづきます。 |
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