台湾の誠品書店で、
ほぼ日手帳が海外デビュー!
現地の様子をレポートします。
2009.11.10
ほぼにちわ。です。

今日から手帳CLUBでは、2日間にわたり、
台湾「誠品書店」での「ほぼ日手帳」の
現地レポートをお届けしたいと思います!

そして、その前に、ひとつお知らせがあります。

以前、手帳CLUBでもお伝えしていました、
「±0(プラスマイナスゼロ)」とのコラボ商品、
ほぼ日ストア限定、「ほぼ日オリジナル」の
薄型カードサイズの電卓の発売日が、
12月1日(火)に決まりました!


事前のお知らせでは、11月中旬販売予定と
お伝えしていたのですが、お待たせしてしまい、
もうしわけありません。
お届け時期などの詳細は、また決まり次第、
ここ手帳CLUBでお伝えさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。


さて、お待たせいたしました!
今日の、台湾現地レポート(前編)は、
そのまま、現地の人のようなあだ名を持つ、
ストア担当、がお届けします。

では、よろしくお願いします!

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ほぼにちわ。です。

以前にも手帳CLUBでお伝えしたとおり、
10月16日、台湾の「誠品書店」にて、
「ほぼ日手帳」の販売が開始されました!


「ほぼ日手帳」にとって
はじめてとなる、海外での販売。
今年の夏に誠品書店さんから
メールをいただいて以来
慎重にやりとりを進めてはきたものの、
いざ、販売日が近づくと楽しみと心配が入りまざり、
なんだかそわそわ…。

「それならいっそ、行っちゃおう!」
ということで、行ってまいりました、台湾!
メンバーは、
みんな初めてで知らなかったのですが、
台北までは、飛行機でたったの3時間なんですね。
これまでの不安とは裏腹に、
あっという間の到着でした。

ホテルから地下鉄に乗って、誠品書店へ。
移動の様子やお店のなかの光景は、
がレポートした
「ほぼ日ニュース」でくわしくご紹介しているので、
あわせてごらんくださいね。

このページでは、
誠品書店の担当者のみなさまに伺ったお話と
店頭でのお客さまインタビューを
紹介いたします!


まずは、誠品書店 信義店で
ご担当のみなさんに聞きました。



▲バイヤーの劉(リュウ)さん(右)と
 文具売場店長の李(リ)さん。


ーー
今年の夏にいただいた
「ほぼ日手帳を販売したいです」
というお申し出のメールは、
今でも強く心に残っています。
ほぼ日手帳を大切に思ってくださっていることが
言葉の端々から伝わって来て、感激しました。
実は昨年にも、
別のバイヤーからメールを差し上げていたので
2回目のお願いでした。
ーー はい、昨年はまだお受けできる自信がなかったので、
お断りをしてしまったんでしたね。
そのあいだも店頭では毎年、お客さまから
「ほぼ日手帳ありますか」と
お問い合わせをいただいていたんです。
他にない個性のある手帳だと思いましたので、
今年の手帳フェアが始まる前に
「もう一度、ほぼ日に連絡してみよう」
ということになりました。
私はふだんから
日本の企業とやりとりすることが多いので、
今回は、私から日本語でメールをしました。
本当は、和書の担当なんですけど(笑)
ーー 活躍されているんですね。
日本語も、とてもお上手です。

実はそのあいだ、
「ほぼ日ストア」でも
台湾人のお客さまが増え続けていました。
毎日のようにメールも届いていたので、
台湾でたくさんの方に
よろこんでいただいていることを
実感として、感じていたんです。
そんなタイミングで
2度目のお申し出をいただいたことが、
今回の販売につながりました。
いいタイミングでした(笑)
ーー 私たちとしては、
台湾のお客さまが
どうやって「ほぼ日手帳」のことを知ったのか、
ずっと、不思議に思っていたんですが。
以前、『ほぼ日手帳の秘密』という本を
誠品書店で販売していて、
それを見たお客さんが、
問い合わせをくださるようになりました。
この本が出版されたのは2005年ですから、
4年前のことになります。
それからは、
ユーザーがブログで紹介したりして、
インターネットを通じて広まったようです。
ーー ほぼ日手帳に興味を持たれるお客さまは、
どういう方が多いんでしょうか?
性別も年齢も、本当にさまざまです。
台湾では日本の手帳が人気なので、
多くの人が興味を持って手にとっていますよ。
他にはヨーロッパの手帳も人気がありますが、
台湾の手帳を使う人はあまり多くないんです。
日本の手帳はどれも、デザインがいいですね。




▲日本の手帳が多く並びます

みなさん、日本の商品については
驚くほどくわしいです。
特に文房具担当のバイヤー、楊さんは
「ほぼ日手帳」の
SPRING限定カバーや
ほぼ日手帳アンケートのこと、
カバーラインナップのことについてなど、
まるで日本にいるかのように
ご存じでいらっしゃいました。


▲文房具担当バイヤーの楊(ヤン)さん

今回の「ほぼ日手帳」販売にいたるまでは
2005年からの長い経緯があったので、
今年「ほぼ日手帳」の販売ができたことは、
たくさんの方に知っていただきたいと思っています。
スタッフも頑張って、
店舗ごとにディスプレイを工夫していますよ。
ーー
ありがとうございます。
さっき少し拝見したんですが、
レジカウンターの後ろにつり下げた大きなパネルや
店員さんが記入された「使用例」など、
どれも手をかけて作っていただいたもので、
感激しました。



▲レジカウンターの後ろには、大きなパネルが


▲店員さん作成の使用例


▲ほかにもこんなにたくさんの使用例を
 紹介してくださっています!



▲ほぼ日手帳の紹介動画も。
 誰だか、分かるのかな?


「ほぼ日手帳」のディスプレイにかぎらず、
誠品書店さんの売り場は
どこもおしゃれで都会的です。



とても居心地がよく、
お客さんは
「目当ての商品を買いに来る」というより、
「楽しい時間を過ごすために」
お店に来ている、という印象を受けました。
おしゃれなベンチに座って、
友達と談笑しながら海外の雑誌を読んだり。
こんな素敵な場所で、
こんなに熱心なみなさまの力添えをいただいて
「ほぼ日手帳」が海外デビューさせていただけたことは、
とってもありがたいことだと思いました。


お客さんにインタビュー!




荘(ヅァン)さんと李(リ)さん
「ほぼ日手帳のことは、インターネットを通じて知りました。
 まだ使ったことはないけれど、紙の質がいいなと思います。
 今日は友達の分も買って帰ります」



黄(ファン)さん
「4年目のユーザーです。
 はじめは、日本の雑誌で見て知りました。
 日本によく行くので、路線図も使っています。
 誠品書店でも、
 『すてきな文房具』の販売があったらうれしいです」




誠品書店 敦南店へ

続いて私たちは、誠品書店 敦南店へ向かいました。
信義店より少し小さい店舗ですが、
こちらはなんと、24時間営業だそうですよ!
信義店にくらべて、
若いお客さん向けの商品が多い印象を受けました。


▲今回お話を伺った敦南店の方々

ツァイさん(写真右)
「これまでほぼ日手帳のことは知らなかったけれど、
 シンプルでおしゃれなデザインですね。
 ターコイズブルーは早くも
 完売になってしまったんですよ。」

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私たちが売場にお邪魔しているあいだにも、
何名ものお客さんが
ほぼ日手帳を手にとって、
レジに運んでくださいました。
その姿が見られて、一同、感激でした!

こうして海外デビューを飾りました
ほぼ日手帳、
台湾のみなさまにも
かわいがっていただけたらうれしく思います。

ほかにもいろんな商品がありますので、
みなさんも、台湾に行かれたさいは
ぜひ誠品書店を訪れてみてください。
きっと、楽しい時間が過ごせることと思います。

誠品書店での取り扱い商品など、
販売についてくわしくは、
これまでの手帳CLUBをごらんくださいね。

明日はから、
台湾の「ほぼ日手帳」ユーザーの使い方を
レポートいたします。

どうぞお楽しみに!