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今年の夏にいただいた
「ほぼ日手帳を販売したいです」
というお申し出のメールは、
今でも強く心に残っています。
ほぼ日手帳を大切に思ってくださっていることが
言葉の端々から伝わって来て、感激しました。 |
劉 |
実は昨年にも、
別のバイヤーからメールを差し上げていたので
2回目のお願いでした。 |
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はい、昨年はまだお受けできる自信がなかったので、
お断りをしてしまったんでしたね。 |
劉 |
そのあいだも店頭では毎年、お客さまから
「ほぼ日手帳ありますか」と
お問い合わせをいただいていたんです。
他にない個性のある手帳だと思いましたので、
今年の手帳フェアが始まる前に
「もう一度、ほぼ日に連絡してみよう」
ということになりました。
私はふだんから
日本の企業とやりとりすることが多いので、
今回は、私から日本語でメールをしました。
本当は、和書の担当なんですけど(笑) |
ーー |
活躍されているんですね。
日本語も、とてもお上手です。
実はそのあいだ、
「ほぼ日ストア」でも
台湾人のお客さまが増え続けていました。
毎日のようにメールも届いていたので、
台湾でたくさんの方に
よろこんでいただいていることを
実感として、感じていたんです。
そんなタイミングで
2度目のお申し出をいただいたことが、
今回の販売につながりました。 |
劉 |
いいタイミングでした(笑) |
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私たちとしては、
台湾のお客さまが
どうやって「ほぼ日手帳」のことを知ったのか、
ずっと、不思議に思っていたんですが。 |
李 |
以前、『ほぼ日手帳の秘密』という本を
誠品書店で販売していて、
それを見たお客さんが、
問い合わせをくださるようになりました。
この本が出版されたのは2005年ですから、
4年前のことになります。
それからは、
ユーザーがブログで紹介したりして、
インターネットを通じて広まったようです。 |
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ほぼ日手帳に興味を持たれるお客さまは、
どういう方が多いんでしょうか? |
李 |
性別も年齢も、本当にさまざまです。
台湾では日本の手帳が人気なので、
多くの人が興味を持って手にとっていますよ。
他にはヨーロッパの手帳も人気がありますが、
台湾の手帳を使う人はあまり多くないんです。
日本の手帳はどれも、デザインがいいですね。 |