「ほぼ日手帳カズン体験座談会」の
模様をお伝えいたします。
2008.10.12
ほぼにちわ、です。

以前、ほぼ日手帳CLUBで募集した
ほぼ日手帳COUSIN(以下、カズン)を
実際に見ていただいて、
あれこれお話していただく座談会
「ほぼ日手帳カズン体験座談会」。
この座談会を先日の9月30日に、
4名の読者の方をお招きして開催しました。

本日は、その座談会の模様をお送りいたします。
みなさん初対面にもかかわらずいろいろな意見を交わし、
とても有意義な時間でした。
初めてカズンに触れた4名の方々は、
果たしてどんな印象を得たのでしょうか。
まずはみなさんの紹介から参りましょう。

今回、座談会に参加される方々

ほりえさん
会社員。
ご自身でも「手帳オタク」と自負するほどの手帳好き。

ふぁーびーさん
会社員。カズンをガンガン持って歩きたいので、
重さが気になっています。

さやさん
学校にお勤めですが現在産休中。
10月に出産予定という状況で来ていただきました。

ずきんさん
新聞社にお勤め。新聞に載る表組みなどを
作る仕事をされてます。


ほぼ日手帳カズン体験座談会開始です!

ほぼ日 まず最初ですから、
みなさんそれぞれ、自己紹介をお願いいたします。
ほりえと申します。正直申しまして、
ほぼ日手帳はまだ使ったことがありません。
カズンを見て「これだ!」と思ったんです。
じつはすでに黒のカズンを
注文してしまいました。
ま、手帳の好きなふつうのオヤジですので、
ひとつよろしくお願いいたします。
一同 よろしくお願いしますー。
ふぁーびーと申します。
ほぼ日手帳は2004年から使っております。
すでに2009年版のほぼ日手帳は
購入済みなんですが、
仕事用にカズンを、と考えております。
持って歩く予定なので、
今日はカバンに入れてみたりしたいです。
ほぼ日 どんどん入れちゃってください。
さやと申します。
ほぼ日手帳は2004年から使ってます。
仕事は現在産休でして、
予定日まであと2週間ほどで‥‥。
一同 えー!
あともうちょっとなんです(笑)。
子供が生まれることもあって、
毎日写真を撮って
カズンに貼れればいいなぁと思っています。
一同 よろしくお願いいたしますー。
ずきんと申します。
私、新聞社に勤めておりまして、
野球の勝敗表とかトーナメント表とか、
そういった表組みを作る仕事をしております。
あ、話すよりもお見せしたほうがいいですね。

少しでも早くキレイに見やすく作れるように
B5のノートに貼って研究しているんです。
それで、今回カズンが出るということで、
ちょうどいいサイズかなとか、
貼ってみたらどんな感じになるのかを
今日は見てみたいと思ってきました。
ほぼ日 では、みなさん、よろしくお願いいたします。
お願いしまーす!
ほぼ日 それでは、
ものがないのでは話もできませんから、
カズンをお見せいたしまーす。
(ベール代わりのやさしいタオルに
 包まれた5色のカズンが登場)
わぁー。

ほぼ日 さぁ、1冊ずつお手に取ってどうぞどうぞ。
‥‥思ったよりも小さいですね。
あー、それに思ったよりも軽いですね。
500ミリリットルのペットボトルと
ほぼ同じでしたよね?
ほぼ日 そうです。
カズンのほうが重いんですけど、
ほぼ同じです。
通常版の2冊分の重さって
聞いてたんですけど‥‥。
軽く感じるのはなんでだろう?
「ほぼ日」上に
「重いです」って書いてあるから
その先入観からでしょうかね。
じっさい持ってみたら、
思ったよりも重くないです。

ほぼ日 あー、よかったー。
じつは「すごい重い!」って言われたら
どうしよう、って思ってたんです。
私もぜんぜん平気です。
私、ふだんは大きなB5の手帳を
使ってるんですよ。
さらにB5のノートなんかを挟んで
使ってるんですけど、
最近、腕の筋を痛めまして、
もうこの大きいのは持てないなと。
A5が理想だなと思っていたんです。
ほぼ日 わぁ、やっぱりB5版は大きいですね。
すごいきれい!
それにこれ、
某社のカンガルーホルダーという
ものなんですけど、
ここのいいところは、A4のものを
蛇腹に折って
携帯できるというところなんです。

一同 へぇー。
で、これのA4に対して
カズンはA5じゃないですか。
ほぼ日 はい。
つまり、これはカズンのポケット部分に
セットできるんですよ。
一同 おぉー!
実際、これを使っているユーザーは
A5のノートを使っている方、多いんですよ。
ほぼ日 ほぉー。
そういった意味では、カズンは、
他社の手帳を使っているユーザーを
呼び込むことができる
包容力のある手帳であると言えます!
ほぼ日 おぉー! (拍手)
すごいすごいすごーい! (拍手)
手帳への情熱があふれ出てますね。
ほぼ日 まだ手元にない状態にも関わらず‥‥。
かなりwebのほうをご覧になられました?
はい、カズンのところばかり(笑)
一同 あはははは。



ほぼ日 手帳はつねに何冊くらいお持ちになられてます?
基本はひとつですよね。
手帳って分けてしまうと、
絶対ミスが出るじゃないですか。
だから最低でもスケジュールは、
確実にひとつにまとめておかなくちゃいけない。
そのキャパシティがカズンにはあるんです。
それこそ、包容力ですね。
そうなんです。
で、カズンって余分なものが
ついてないじゃないですか。
ほぼ日 はい、カズンは
おまけページをけっこう削ぎ落としました。
ほぼ日手帳の特徴である
日々の言葉もないですからね。
あ、みなさん、1日ページの
日々の言葉がないのはどうですか?
私はちょっとさびしいです。
そこってほぼ日手帳ならではの
部分じゃないですか。
私も、通常版を持たずに、
カズンだけを持つのだったら、
少しさびしい気がしますね。
その点では、カズンって
ビジネスユースで考えてる人が
多いと思うんです。
そういう人にとって、
日々の言葉がないっていうのも
大きく作用し得る要因の
ひとつなのかも知れませんね。
ほぼ日 そう言っていただけるのは
心強いかぎりです。
今回、おまけページのほうも
思い切って削りましたし。
そうだ、ふぁーびーさん、
カバンにカズン入れてみます?
あ、ぜひ!



ぜんぜん入りますね。
あんまり重くないですし。

(コンコンとノックの音とともに糸井重里登場)
入っても大丈夫ですか?



一同 わぁー!
ほぼ日 あ、もちろんですよ!
ぜひ皆さんの声を聞いていってください。
いま、ちょうど重さの話をしていたところです。
あ、そうなのね。
どうですか? 重いですか?
思ったよりも軽かったですし、
鞄に本とか入っていますから、
このくらいの重さだったら大丈夫です。
あー、ありがたいかぎりです(笑)。
基本的に本を持って歩いている人はね、
重いってことを言わないんですよ。
一同 (笑)
我々オヤジにしてみれば
ぜんぜん重くないです。



うれしいなぁ。
毎年みなさんの反応を見ながら
恐る恐るで出してるんですよ。
それだけいろいろな方が
ユーザーでいらっしゃるということですもんね。
そうなんです。
で、本を持ち歩かない方も
ほぼ日手帳を使ってくださる。
それはすごくいいことだと思うんですよね。
うんうん。
そういういろいろな方が
使ってくださるなかで、
中学から高校に入るときにお祝いとして
両親に買ってもらったって話を聞いたときは
ものすごくうれしかったですね。
人生で初めての手帳が
ほぼ日手帳なんですね。
そうそう。



じつは、私も娘のために
1冊仕入れてあるんです。
あー、そうですか!
いまお嬢さんおいくつですか?
ふたりいまして、
上の20歳の娘に渡そうと思ってます。
じゃあ、ちょうどいいころですね。
そういう話はうれしいです。
ほぼ日手帳というものが、
年齢を超えて繋がれるものになりましたよね。
本当にそうだと思います。
手帳としての機能が
もう本当に完成してきているから、
誰にでも使えるはずですし。
そのつもりでやってきたんだけど、
誰かに言ってもらえないと
気づかないんですよ、やっぱり。
褒められなれていないんです。
褒められなれていないんですか?
褒められると
「もっと悪いところが
 あるんじゃないかな」って
不安になっちゃうんです。
逆に悪いところの報告を受けると、
「あ、それは聞いたことがあるから大丈夫」
っていう
気持ちになるんですよ。
一同 えーっ!?
本当はもっと笑ってやんないと
ダメなんですけど、
でも、そういう時代でもないので。
楽天的な人じゃないと
やっていけないですよね。
そうなんですね‥‥。
もうひとつ言わせていただくと、
糸井さんの仕事だからだと思うんですけど、
基本的に、本みたいなものと
考えられてますよね。
その証拠に上製本と同じ方法で製本されてますよね?
そうですそうです。
製本技術とかを
なまじ知っていたものですから。
そうするとやっぱり違いますもんね。
帯の糊の分量みたいなものを
印刷屋さんが
ものすごく一生懸命考えてくれるんです。
多くても少なくてもダメなんです。
へぇー。
そうなんですね。
でもそれって、
すごくいいものを作るということを
わかっているからこそ
できるものだと思うんですよ。



ありがとうございます。
そう言ってもらえると、もう、ねぇ。
ほぼ日 でも、そういうことを
ときどき言ってもらえると
本当にうれしいですね。
今日はね、ゆっくり眠れそうです。
一同 (笑)。
あ、もうこんな時間。
じゃ、いい話をしているうちに失礼しまーす。
一同 ありがとうございましたー。


とりあえず、本日はここまで。
糸井重里は帰りましたが、座談会はまだ終わりません。

それにしても、みなさん、
初対面とは思えぬほど和気あいあいと
座談会は進んでいきました。
カズンを目の前にしたときに黙々とページをめくる
みなさんの真剣かつ楽しそうな目は印象的でしたね。

続きは明日に。