『明日の神話』一般公開まで
あと約1ヶ月になりました。
5月に販売した10 TAROは10000セットが完売となり、
『明日の神話』に寄付できる分を、
財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団に
まず1回目としてお渡ししました
次は1TAROの出番です。
明日6月6日より、10 TAROもいっしょに
販売をはじめます。

じつは、つい先日まで、1TAROの販売については
「7月7日の公開発表までに開始できればと思います」
と、言っていました。
これを急遽早めることになったのです。

寄付の際にかかる税金は納めることに決めましたが、
TARO MONEYをご購入いただいたみなさんのお金を
なるべくたくさん『明日の神話』に渡すことを目標に、
10 TAROを段階的に、
5000セットずつ生産し、限定販売してきました。

しかし、10 TAROの10000セットが完売してから、
「TARO MONEYに参加したい」
「もう買えないので、もったいなくて開封できない」
と、お問い合わせやご意見をいただいたり、
岡本太郎記念館でも完売状態がつづきました。
参加したい、ほしい、と
言ってくださる方がいるのに、
TARO MONEYそのものがない状態です。
「確実に、多くの寄付を」が原因となって、
知らないうちに、
関わっていただける人を狭め、
また、肝心の寄付も
減らすことになってしまっていました。

岡本太郎さんは、
『明日の神話』と『太陽の塔』を成し、
多くの方々を、
説明が不要な状況で、巻き込んできた人です。
敏子さんが「たくさんの人を集めてね」と
言っていたことを叶えるのは、
ほんとうは、
まだまだこれからなのかもしれません。
そして、TARO MONEYが、
岡本太郎さんのことを伝えるために
人から人へ渡っていくものとして
役に立つことも、まだまだ
できていないかもしれないのです。

そこで、工場に相談してもういちど
10 TAROの素材を集め、
1TAROの販売時期を早め、
思い切って数を倍に増産し、
しかもなるべく『明日の神話』が公開されている時期に
出荷が充分間にあうようにして、
ほぼ日刊イトイ新聞の8周年の記念日でもある
2006年6月6日に販売をスタートすることにしました。

販売は、10 TAROと1TAROをあわせて
20000セットです。
岡本太郎さんの背中が見えてくる数に
近づいたかどうかはわかりませんが、
「もっとたくさんの人に、
 望んでくださるみなさんに、すべてに!」
と、TARO MONEYを販売していきたいと思います。

明日からの販売分は、
『明日の神話』公開中に間にあうように
7月前半に出荷を開始いたします。

そして、前回の第2次販売でTARO MONEYを
お買い上げいただいたみなさま、
出荷は6月21日〜23日に行ないます。
お手もとに届くまで、
もうしばらくお待ちください。

そして、TARO MONEYが届いたら
ぜひ開封して、お名前を登録したり
4つに切り離して
どなたかに渡したりしてみてください。
そのときに、
「寄付をしたんだよ」
「『明日の神話』っていうのはね」
「岡本太郎という人は」
というお話をなさったり、
「こんなことがあったよ」
ということがあれば、そのようすをどうぞ
postman@1101.comまで
お寄せくださいね!

6月5日に、ほぼ日ストアより
TARO MONEY第2次販売にてご注文いただいたみなさまへ
「発送に関するお知らせ」メールをお送りしております。
ご注文いただいたTARO MONEYを、
スムーズにお受取りいただくための
大事なお知らせをしておりますので、
お時間のあるときに、
一度、目をとおしていただければさいわいです。
また、「発送に関するお知らせ」メールを
受信されていない方は、
こちらから全文をご確認いただくことができます。

メールの受信に関するお問い合わせは
store@1101.comまでご連絡ください。

※ご利用になられているメールの設定によっては、
 store@1101.comからのメールが
 自動的に迷惑メールに振り分けられている場合も
 ございますので、
 お問い合わせの前に、一度メールの設定などを
 ご確認いただけたらさいわいです。

2006-06-05-MON

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