今日2006年5月16日11:00より、
岡本太郎さんの顔と『太陽の塔』が彫られた
「10 TARO」の第2次販売を開始しました。
6月下旬に出荷できるように
3000セットをただいま作成しています。
お申し込みは、このページの右上のほうにある
グリーンの丸いボタンからどうぞ。
3000セット完売次第、
今回の販売は終了となります。

そして、今日は
第1次販売の出荷スタートの日でもあります。
TARO MONEYの出荷を担当するのは、
アドレス通商株式会社のみなさん。
いつも「ほぼ日ストア」の商品を
出荷してくださっているところです。


今朝からの出荷作業のようすを送っていただきました!
「いまからはじめますよ〜」

第1次販売分は、早ければ明日から、
お手もとに届きはじめるのではないかと思います。
TARO MONEYをお手に取られた感想など、
どうぞpostman@1101.comまでお寄せくださいね。




第1次販売では、5000セットが完売しましたが、
さっそく、寄付できるお金を試算して
『明日の神話』の事務局である
財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団に
お渡ししたいと思います。

今後、1TAROを発行する計画もありますので、
TARO MONEY全体がいったいどうなるのかは
まだつかめません。
ですから、売り上げも、販売にかかる費用も、
寄付の際に納める税金も、
正確に算出できるのは、
すべてが終わってからになります。
全体の収支は、もちろん
このページでお伝えしていく予定です。

しかし、みなさんご存知のとおり、
壁画『明日の神話』は現在修復中。
第1次販売の5000セットの寄付金を
なるべく早くお渡しして
『明日の神話』に役立てるようにしたいと思います。
そこで、この段階で、おおまかに計算すると‥‥

5000セットの売り上げ 1000万円
から
原材料費、梱包費、諸経費(試算) 230万円
寄付の際にかかる税金(試算) 320万円
を引くと、
約450万円です。
これが寄付金としてお渡しできそうです。


現在の『明日の神話』のために
なるべく早く役立てていただくため、
この450万円を、
いちばん最初の寄付金として、
財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団に
お渡ししたいと思います。

この450万円を、
いま最も必要とされているものに
使っていただけるように
岡本太郎記念現代芸術振興財団の平野さんに
ご相談してみました。

修復には顕微鏡や薬剤、絵の具や筆をはじめ、
いろんな器材が必要ですし、
保管のための設備や
展示場所までの運搬費や
細かい移動に必要なクレーンなど、
絵が大きいだけに、それぞれに莫大な費用がかかります。
「これだけたくさんのみなさんが、
 TARO MONEYで応援してくださったのだから、
 そのお気持ちが形になるようなものにしたい」
と、平野さんはおっしゃってくださいました。

いまのところ、
最初の寄付となる450万円は、
『明日の神話』修復のための筆と
(いま、『明日の神話』のページで
 修復チームのみなさんが使っている
 補彩のための、細い筆です)、
修復を終えた『明日の神話』を入れて運ぶ、
木箱の費用に充てることができそうです。

寄付金を『明日の神話』に
どんなふうに役立てるかについても
このページでひきつづき、
お伝えしていくようにいたします。

では、今日も
みなさんからのメールを紹介します!





こんにちは。
TARO MONEY、1セット買いました。
ほんとうはあんまり買うつもりはなかったんです。
「5月は車検の時期で、
 自動車税も払わなきゃいけないし、
 子どもの給食費も入金わすれてた」
という状態で、
「TARO MONEYまで手がまわらない」
と思ってました。
お金がある人が参加すればいいんだよって。

販売初日、普通に「ほぼ日」を読みにいきました。
TARO MONEYと目が合いました。
そして思いました。
「日本人として参加しなきゃなー」
「岡本太郎さんや敏子さんの思いを
 ホントにしなきゃなー」
多分、TARO MONEYは「祈り」なんだろうと思います。

で、TARO MONEY、1セット申し込んだのでした。

今は届くのを楽しみにしています。
1TAROも、
じつは買う気まんまんだったりします。
(a)


はじめ見たときから「うわー欲しー」と、
デザインとかも、気に入りました。
なによりこれを買うことが
寄付という形で
『明日の神話』と岡本太郎さんの役に立てるというので
なんていうか一体感を味わえて
幸せになれそうな気がします。
こうゆうのはとてもいいことだと思いますので
これからも続けていってください、
そして『明日の神話』再生にかかわっている方、
頑張ってください、陰から応援してます。
(t)


2006-05-16-TUE

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