たかしま 夜なべでチクチク

スソ先生のアドバイスが頭の中で
カタツムリのジョーの口調に変換されてる、たかしまです。
引き続きよろしくお願い致します。

ついにこのときが来てしまいました。
針と糸を使った縫い物です。
ちゃんとした縫い物って、
たぶん小学校の家庭科の授業以来ですよ。
「では、次回までにスレキのパーツを縫い合わせて
(仮)の帽子をつくっておいてくださいね!」と、
にこやか&軽やかに教室から去る先生を見送りながら、
そんな高いハードルをひとりで越えられるだろうかと
ぼくは内心おびえていました。
でもひとりじゃなかった。
そんなぼくの不安を察して「切腹帽子」のモギさんが
教室後に針と糸の使い方をレクチャーしてくれたんです。
ありがとうございます!
がんばってみます!!

深夜2時、
自宅アトリエの床一面にスレキのパーツを並べ
クリームパンとビールでエネルギーを補給したら、
おっかなびっくり作業開始です。



パーツの合い印どうしを待ち針で止めておいて、
例の7mm線に沿って縫って行きます。
チクチクチク…。
待ち針がポロポロ抜け落ちますが気にしません。
チクチクチク…。
針がしばしば指に刺さって痛いのは
ちょっと気になりますが、
チクチクチク…。
糸がすぐこんがらがってイラッと来ますが、
チクチクチク…。
で、できた! 帽子のてっぺん部分ができたー!!



縫い物、いけるかもしれません。
残ってたビールを飲み干して、
出て来た勢いにまかせて
チクチク、チクチクと縫っていきます。
最初はビローンと伸びちゃったり
変な輪っかができちゃったりしてたタマ止めが
わりと上手にできるようになった頃、
ついにできあがりました。
真っ白けの(仮)ではありますが、
布製の猫の帽子が!



正直、縫い目はひどいものですが、
たまらなく愛おしく感じます。
(仮)でこんなに感激してるんだから、
本物が完成したらどうなっちゃうんでしょうね。

スソ先生のアドバイス
帽子の上側のパーツから
順番に縫い合わせていくんだジョー。
7mmの線が判別しやすいように、
ハッキリと分かる色の糸を使うといいジョー。
(口調はイメージです)

とじる