シェフ ちょっと崩れた目玉焼き。


わーい、うさぎだうさぎだ〜。



回ったら、耳が浮くかな〜?



浮かないなぁ。ちぇっ。
やましたさーん、このうさぎの帽子、
耳がふわふわしないよー。



え? 遊んでないで、早く縫え?
そうですね。縫います縫います。
でも、裁縫って、小学校のとき以来です。
手先は器用ですが、
この30年くらい、ボタンつけくらいしかしてません。
針ってちょっと怖いしさぁ。
なんかほら「ちくん」としたらさぁ、
眠りこけちゃったりしない?
え? グリム童話じゃないんだから?
ていうか姫じゃないだろう?
どっちかっていうとイソップ童話に出てきそう?
そりゃ動物だ!

それはさておき、縫わねばなりませんね。
ちなみにわたくしの帽子は
三層構造になっておりまして、
白身つまり「つば」の部分に表裏がありまして、
そこに黄身つまり「トップ」が乗ります。
その黄身も、3つのパーツを縫い合わせねばなりません。
けっこう、めんどうです。



めんどうがっててもだめですね。
縫いはじめます。
なんか気合いが入らないから、
もぎちゃん帽子借りるね。
これちっちゃいね。



で、縫うこと数十分。



ちくちく‥‥



ちくちく‥‥



ちくちく‥‥



ちくちく‥‥
こうしておよそ1時間。もっとかも。
その結果、縫い上がったものは!
じゃーん!



合わない! なんか、余ってる!
なぜ? なぜなの〜???
型紙、かんぺきだったはずなのに〜!
(この日はスソ先生がいないので、
 理由が解明できませんでした。)

でも、まあ、ともあれ、ほら!



かぶればわかんなくない?



わかんないじゃん?
これでいいでしょ! いいよね!


スソ先生のアドバイス
‥‥だめです。
縫い合わせの部分が、
余ってるじゃないですか!(笑)
でも、「余ってること」がわかって、
よかったですねー!
ここから、きちんと、
型紙にもどって修正していきましょうね。

とじる