池谷裕二(いけがや・ゆうじ)

1970年、静岡県生まれ。
薬学博士。東京大学大学院薬学系研究科准教授。
科学技術振興機構さきがけ研究員。
研究対象は脳の一部位である海馬(かいば)。
東大薬学部に所属し、
アルツハイマー病治療のための研究をはじめるが、
病気の原因が解明されつつあっても
「なぜ忘れるか」「なぜ記憶ができるのか」
についての研究がなくては
真の一歩を踏み出せないことに気づき、
記憶を司る海馬の研究を中心に
力を尽くす毎日を送る。
著書に、『進化しすぎた脳』
『脳はなにかと言い訳する』
糸井重里との共著に『海馬』がある。
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